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現実的現金 ページ47

十数分後、

「ふぅっ……ポケモンセンターやフレンドリィショップに寄らなくて大丈夫ですか?」

リーリエはオルガ達が泊まっていたポケモンセンターを指差す。

「大丈夫!アシマリは今日はまだバトルしてないし、道具も前の旅の残りがあるからね」

オルガはじゃーん!と言う効果音と共にリーリエにポーチの中を見せた。

「すごく高価な道具も持ってるんですね……!」

リーリエは沢山あるハイパーボールや回復の薬等を興味津々に見つめる。

『オルガってお金持って無さそうだロ』

そう言ったロトムを得意気な顔をするオルガが振り向いた。

「正直に言うとポケモンリーグってチャンピオンになったら賞金入っちゃうの!一回で数百万近くとか貰える事もあるし……」

驚くロトムとリーリエとは裏腹にアランは頷いた。

「大抵は使う事が無いから貯めてるけどな。まぁ、こういう旅をするときにあるに越したことはないぞ?」

オルガ程は持ってないが、とアランは付け足した。

「それに色々な地方のパフォーマンス大会とかに出てるとこれまた賞金が入るわけ!私はいつか家買うんだ!パートナー皆と一緒に住める家を!」

オルガは子供のようにニコリと笑った。

「ぜひアローラで家を建てるのを考えてみてください。アローラは過ごしやすいですから」

そう返したリーリエの視線がトレーナーズスクールの正門を素通りした先の道路に釘付けになった。

「どうした?……あ」

「何よ?……あ!」

アランとオルガも思わず立ち止まる。

トレーナーズスクールの先の道路を塞いでいたのは、昨日のケンタロスの群れ。

『ケンタロス達が自分から動く可能性……

30%以下ロト!』

ロトムの計算結果に一同は溜め息をついた。

「まぁ目的地はトレーナーズスクールですし……大丈夫ですよね。私達はこちらです」

リーリエはオルガ達を導くようにトレーナーズスクールの正門に入っていった。

「トレーナーズスクールから出たときにケンタロスがまだいたら……私がバトルするから」

オルガはチラリとケンタロスの群れを一瞥する。

「戦うのはアシマリだろ?」

アランは苦笑しつつそう返した。

『リーリエを追いかけようロト!』

「まずはそうね!」

ロトムにそう返し、オルガもアランと共にトレーナーズスクールに入っていった。

トレーナーズスクール→←卵



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設定タグ:SM , アラン , ポケモン   
作品ジャンル:恋愛
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CrazyBook - 桜さん» 了解です!本編の途中の番外編で入れてみますね! (2017年3月23日 16時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
- ポケモンを選ぶ時の、ニャビーsideを読んでみたいです。 (2017年3月22日 22時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 少し難しいかもしれません(汗)できる限り努力してみます! (2017年3月18日 12時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - オルガの新しい仲間に可能ならムウマージをいれてほしいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 確かにそのカップルもイチャイチャさせてあげられてないんですよね…アローラでデートでもさせてみますか!(笑) (2017年3月14日 21時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:CrazyBook | 作成日時:2017年3月3日 18時

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