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と、

「アローラー!潮風に誘われて遊びに来たよー!」

勢いよくハウが研究所の扉を開けた。

「おぉ、いらっしゃい!」

ククイに迎えられ、ハウは興味津々に研究所を見渡す。

そして、

「これロフトー?」

梯子の前で足を止めた。

「秘密ですッ!」

慌ててリーリエがハウの行く手を阻む。

『何かマズイ物でもあるロ?』

ロフトを見ようとするロトムはオルガに本体を掴まれた。

「無粋な事はしない!リーリエ女の子なんだから見られたくない物だってあるでしょ?男性諸君は立ち入らないことよ……!」

ククイはそんなオルガを見てフッと笑みをこぼした。

「ま、ポケモンや人が困ってたら助けるだろ?と言うわけでロフトはリーリエに貸しているんだ」

リーリエはハウが上らないかどうかジッと見極めて梯子から少し離れた。

ハウの興味はロトムに移る。

「ロトム図鑑だー!話には聞いてたけどー、初めて見たー!何か可愛いなー!」

ハウはロトムにニコリと笑いかけた。

『ボクは雄ロト!格好いいんだロト!』

「そこは別だろ……ハウは誉めたんだからな」

アランの台詞にオルガも頷いた。

「さてと……島巡りに関しての大事な話になるんだけどいいかい?」

ククイの声に、その場の空気が軽く引き締まる。

「島巡りとは前にも軽く説明した通り、アローラ最強のトレーナーを目指すための冒険なんだ!」

「アローラには4つの島があり、それぞれに島キングがいるのです。彼らに認められるため、島巡りをする方々は7つの試練に挑むと聞いています」

「試練……」

ククイとリーリエの説明に、楽しそうにオルガは呟く。

「オルガ、君とアシマリには島巡りに挑んでほしい!アランにはそのサポートを頼むよ。二人共ポケモンの良さを引き出す才能を持っているだろうし、オルガに至ってはカプ・コケコから直に輝く石を貰ったからね」

「はい!」

二人は同時に頷いた。

「よし!参加証明となる島巡りの証を渡すよ。アランはオルガと行動を共にすれば試練の場所何かに入れるからね」

オルガはククイから受け取った三角形の木のプレートを鞄に結びつけた。

「俺もじーちゃんから貰ったよー!ほらほらー!」

ハウも自身のリュックに付いている島巡りの証を見せた。

「よーし……今度は三人にプレゼントだ!」

ククイはそう言って地下に降りていく。

戻ってきたククイは3つの卵を抱えていた。

卵→←ロトム図鑑



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設定タグ:SM , アラン , ポケモン   
作品ジャンル:恋愛
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CrazyBook - 桜さん» 了解です!本編の途中の番外編で入れてみますね! (2017年3月23日 16時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
- ポケモンを選ぶ時の、ニャビーsideを読んでみたいです。 (2017年3月22日 22時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 少し難しいかもしれません(汗)できる限り努力してみます! (2017年3月18日 12時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - オルガの新しい仲間に可能ならムウマージをいれてほしいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 確かにそのカップルもイチャイチャさせてあげられてないんですよね…アローラでデートでもさせてみますか!(笑) (2017年3月14日 21時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:CrazyBook | 作成日時:2017年3月3日 18時

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