ポケモン研究所 ページ42
しばらく歩いたオルガ達は海辺に出る。
そこにあったのは幾つもの箇所を木の板で修理してある以外は普通の家だった。
と、
ドドドドドドッ！
グワンッ！！
研究所の中から激しい攻撃音が響いてきた。
「いいぞイワンコ！もっとだ！もっと思いきり来るんだ！！僕の体はヤワじゃないぜ！」
「ワオォンッ！！」
ククイの大声とイワンコの遠吠えまで聞こえてくる始末だ。
訳がわからない、という風に研究所を眺めるオルガとアランとは裏腹にリーリエは呆れたように溜め息をついた。
「……ポケモン研究所、趣があると思いませんか？三ヶ月前からここでお世話になっているのです。
助手としては未熟で……何かお返しがしたいと思ってもトレーナーではないのでお客様を案内したり買い出しに行ったりするぐらいしか出来ないんです……」
リーリエは少し悲しそうに微笑む。
「リーリエ……またって何？博士は研究所で何してるの……？」
恐る恐る尋ねるオルガにリーリエは小さく笑みを浮かべた。
「ククイ博士は研究所の中でも技の研究をなさっていて……自身で技を受けるのがいいと派手にやっているのです。
また家が壊れます。洗って綺麗にした白衣もボロボロになるし……私、お裁縫も苦手で……結局新しいモノを買うのです」
可笑しな方ですよね、と付け加えてリーリエは呆れ半分、楽しさ半分で微笑んだ。
「リーリエは研究所で過ごすの好きなんだな。顔に出てるぞ」
薄く笑ったアランに、リーリエは驚いたように目を見開く。
「そうですけど……私そんなに嬉しそうでした？」
オルガとアランは一度首を縦に振った。
「まぁ、それは置いておいて……とにかく入るとしましょうか」
リーリエは研究所の扉を開けた。
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CrazyBook - 桜さん» 了解です！本編の途中の番外編で入れてみますね！ (2017年3月23日 16時) (
レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ポケモンを選ぶ時の、ニャビーsideを読んでみたいです。 (2017年3月22日 22時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 少し難しいかもしれません(汗)できる限り努力してみます！ (2017年3月18日 12時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - オルガの新しい仲間に可能ならムウマージをいれてほしいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 確かにそのカップルもイチャイチャさせてあげられてないんですよね…アローラでデートでもさせてみますか！(笑) (2017年3月14日 21時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月3日 18時
