島キング ページ14
「リーリエが出会ったのがアローラに観光旅行で来たオルガとアランだ！色々教えてあげてくれ！」
ククイの言葉にリーリエは小さく頷いた。
と、
「我らの島キング、ハラさんのお帰りだ〜！」
一人の男性が声を張り上げる。
たちまち広場には多くの人が集まって来た。
「守り神に選ばれた男！」
「アローラでも名うての格闘ポケモン使い！」
様々な声を浴びながら、広場に日焼けをしたがっしり体型の後ろに白髪を軽く結うメレメレの島キング……
ハラがやって来た。
「何かありましたかな？」
「ちょっとハラさん……どこに行ってたんですか？」
あっけらかんと言うハラに苦笑気味に尋ねるククイ。
「島キングですからな、島の問題は解決に行きますな。で、リーリエ。何かありましたかな？何やらカプ・コケコの飛ぶ姿を見ましたが……」
ハッとしたようにリーリエは頷いた。
「……吊り橋の上でオニスズメさんに襲われていたこの子をこちらのオルガさんとアランさんに助けていただきました。
ですが橋は崩れてオルガさんは谷底に落ち……そこを島の守り神さんに助けていただいたのです」
急に紹介を受けたオルガとアランはハラに一礼する。
「それは凄いぜ！」
ククイの興奮気味の声にオルガとアランは首をかしげた。
「守り神と言われるものの気紛れなカプ・コケコの心を動かしたのですからな！ククイよ、素晴らしい事ではないか！」
「えへへ……すごいんだって！」
「わかったから……離れろって……」
照れるオルガは恥ずかしさから無意識にアランの腕に抱きつく。
アランは口ではそう言うものの、そのまま話を聞くことにしたようだ。
「初めまして、メレメレの島キングのハラと申します。ようこそアローラへ！
ククイから君達の事は聞いていました。お会いできて嬉しいですな！勇気と優しさを持つあなた方にポケモンを託したいですぞ！」
「俺はパートナーをこちらにも連れてきているので大丈夫です」
ハラの嬉しそうな言葉を聞き、アランはすぐに首を軽く振った。
「ではオルガだけ、と言うことで良いのですかな？」
「アランは良いの？」
アランを見上げるオルガ。
「俺はこっちでもリザードンと最強を目指すからな……！」
それを聞いたハラは嬉しそうに頷いた。
「ポケモンと叶える夢、素晴らしいですな！オルガも共に夢へと踏み出す最初の一匹を決めてくだされ！さぁポケモン達！顔を見せるのですぞ！」
ハラはそう言って３つのモンスターボールを投げた。
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CrazyBook - 桜さん» 了解です！本編の途中の番外編で入れてみますね！ (2017年3月23日 16時) (
レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - ポケモンを選ぶ時の、ニャビーsideを読んでみたいです。 (2017年3月22日 22時) (携帯から) (レス) id: cbd580bb22 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 少し難しいかもしれません(汗)できる限り努力してみます！ (2017年3月18日 12時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
メルディアナ(プロフ) - オルガの新しい仲間に可能ならムウマージをいれてほしいです。 (2017年3月18日 11時) (レス) id: 3b894e4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
CrazyBook - メルディアナさん» 確かにそのカップルもイチャイチャさせてあげられてないんですよね…アローラでデートでもさせてみますか！(笑) (2017年3月14日 21時) (レス) id: 6ea05a5715 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CrazyBook | 作成日時：2017年3月3日 18時
