異能特務課の残念少女 【文スト】×【名探偵コナン】

第二十一話　【自殺願望者】 ページ24

〜Aside〜


……後もう少しすれば、手足の感覚が無くなってくるんだろう

ああ！ワクワクするじゃないか！？

自 殺を止めに来る敦君や国木田君、安吾はいない！

しかも一緒に死のう、とか云ってくる青鯖もいない！

沖矢さんに付けられた盗聴器も流れている頃だろう！



『ｶﾞﾎﾞ…ｺﾞﾎﾞ…!ﾎｺﾞﾎﾞﾎﾞ!!(ああ!今日は何て最高な日なんだ!!)』



そう云って目を瞑る

逝ける！今なら何処へでも逝けるんだ！！

そう思っていたら、誰かに腕を掴まれて、川岸に戻された

……死ねなかった腹いせに、私の心臓を一旦止めて驚かしてやろ









〜コナンside〜


赤井さんの車の運転…ヤバすぎだろ

でも、Aさんを探す時間の事を考えると、適切な判断だ



赤井「あの女は何処に居るんだ！？」



珍しくあの赤井さんも焦っている

チッ！何処に居るんだ！？

あの川から少し見える白い手は…Aさん？



コナン「赤井さんっ！あそこ、薄っすらとだけど人の手が出てるよ！！」



今の俺じゃあ、体格差がありすぎてAさんを川岸まで運べない



赤井「ボウヤは其処で待ってろ。俺が行ってくる」



あ"あ"！Aさんは本当に何者なんだよ！？









〜赤井side〜


GPSの反応はこの川の周辺だ…なのに、彼奴の姿は見えない



赤井「あの女は何処に居るんだ！？」

コナン「赤井さんっ！あそこ、薄っすらとだけど人の手が出てるよ！！」



……！まだ生きているかもしれないな



赤井「ボウヤは其処で待ってろ。俺が行ってくる」



こんなに時間がたっているんだ、もしかすると…あの女はもう＿＿＿＿＿＿

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