.yg ページ6
「なんかユンギと話すの久しぶりかもね。」
『確かに(笑)』
最近ミレの事とかが落ち着いてやっとAと話すことができた。
「そう言えば!ミレちゃんどんな感じ?」
『う〜んって感じだな。』
「どんな感じだよ(笑)」
『Aはどう思う?』
「う〜ん、、時々さミレちゃんと話すんだけど、なんか自分がお母さんになるっていう自覚がないのかなーって。」
『それは俺も思ってた。』
「話は聞いてくれるんだけど、なんか全部他人事見たいに感じだし…」
『まぁでも無理はないよ。実際まだ14歳だし。』
「臨月とかに近づいてきたら芽生えるよ。母性が。」
『母性って(笑)』
『そういえばA。』
「ん?」
『彼氏できたか?』
「ブッホォ」
Aがさっきまで飲んでいたタピオカが俺の足元まで飛んできた。
…汚たねぇ。
「いきなり何?」
『なんかこの前彼氏欲しいとか言ってたじゃん。』
やべぇ。Aのその顔すごい好き。なんかもっとからかいたくなってきた。
このときの俺にはまだ、そんなこと考えられるほど余裕があった。でもあと約10秒後俺は地獄を見る。
「……彼氏はいないけど、好きな人はいるよ。」
…………………は。
じゃあねって言って行ってしまったA。
さよなら俺の恋心。
144人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:琴。 | 作成日時:2021年1月6日 20時