バタバタしてるよあら大変 (ページ26)

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第２６話ページ26

登校の日―本来なら休み-がやってきた。

アルカ「...静かだね」

アール「周りのクラスは休んでいるのに、なんでこんな目に...」

アリス「まぁ、決めちゃったことだし」

そう言われると、ぐうの音が出ない。

思い空気のまま、教室に入った。

ナロー「はい、半年ぶりですね」

ナロー先生は、ローナ先生とうってかわって、歳をとっている。

どこか余裕なオーラも出ている。

スペード「(小声で)...あの時の、あいつか...」

ナロー「スペード？何か言いましたか？」

スペード「？」

男同士の駆け引き(？)である。

スペード「俺は何も言ってませんよ？」

ナロー「スペードの席から聞こえましたよ？」

スペード「そうである証拠は？」

そして、決定的なことを言った。

ナロー「精霊族だからですねぇ！！」

クラーク「(小声で)よしっ、今がチャンス！」

アクア「...半年間、何がありましたか？」

ナロー「上級魔法の勉強ですね」

クラーク(僕に気づいてない！)

ドン「何故ゆえに？」

ナロー「獣人族や、人魚族などを叩くためですねぇ！！」

ルーズ「ひどいねぇ」

...ルーズの台詞が聞こえてなければ、どうなっていたことか。

ナロー「...なぁっ！？」

ナロー先生は言った。

ナロー「校庭に出ろ」