コンビ審神者でブラック本丸をぶっ潰してみました！ 《2》

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春side

『春、結界』

「わかった」

私は審神者部屋と隣の部屋を
繋いでいる扉の跡地に
結界を張った

『俺が攻撃する、サポート頼む』

「おけ」ｽﾗｧ

審「待ってｯ!!私も結界の中に
いれてよ!!」

「『はあｯ?何言ってんの?』」

『お前は武器を持ってるだろ』

「あの子達は武器を持ってない」

「『あとは自分で考えろ』」

そんなことを言ってる間に
敵の短刀がこちらに突っ込んできた

審「ﾋｯ……痛ｯ!!」

ｻﾞｸｯ

『なんとかなるな』

「そーね」

その後脇差や打刀が一気に
突っ込んできたが難なく
倒していくひま

刀を持っているのに全く
攻撃が当たらずひたすら
斬られていく審神者

何が武術も霊力も私らより
高いだよ、めっちゃ低いじゃん

ひまを見ていると背後に
打刀がいた

気づいてないのかな?

ｼｭｯ


ｷﾞｬｧｯ


私は式神を使ってその敵を殺す

宗「春ｯ!!」

気づいてないわけではなかった
けど目の前で敵の大太刀が
刀を振り下ろした

ｶﾞｷｯ

それを難なく受け止め

「ひま」

ｽﾞｼｬｧ

それをひまが斬り殺す

『さっきのありがと』

「いえいえ、こっちこそ
ありがとね〜」

『ちょっと外見てくるね』

そう言ってひまは外を見に行った


信「ちょっとｯ!!何してんの!!」

後「おい、やめろ!!」

なんか騒がしいなと思い
声のする方を見てみると

審「うるさいわね!!
黙ってなさい!!」

信「ｯ… (ﾋﾞｸｯ」

審「敵がいなくなったら
あんたたちみたいな短刀
みんなへし折ってやる!!」

「させないよ」

審「ﾋｯ…なんなのよ!!

そーだ、あんた!!
私のこの結界の中
入れなさいよ!!

こんなに汚れて
怪我までしちゃった
じゃない!!」

「…うるさい」

審「はっ？」

「…黙って聞いててあげてれば
ほんとキャンキャンずっと
叫んでて耳障り

黙れないわけ?」

審「なｯ、そもそもなんなのよ
あんたたち!!

急に来て、人の刀剣取って!!

泥棒じゃないのよ!!」

「泥棒?何この子達を
物扱いしてくれてんの?」

審「物よ!!物じゃない!!
私の物よ!!道具よ!!」

「物じゃないだろ、
生きてるんだよ

あと、神様だから
そんなのも理解せず
審神者なんてやってる
なら審神者やめれば?」

審「やめるもんですか!!

私は一生、ここで生きて
ずっとここで幸せに
暮らすのよ!!」

『それは無理だよ』

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