可愛い"指名手配犯" 【銀魂】

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近藤side



朝起きると



近｢トシと総悟がいない｣



…そう、二人がいなかった



聞けば朝から隊服着て何処かへ出掛けて行ったとか



近｢やっと真面目に仕事する気になってくれたか！…うぅｸﾞｽｯ｣



山｢何やってんですか局長。いい大人が、しかも男が手で顔を隠してメソメソと｣



近｢ザキぃぃぃぃ！！俺もちょっと見回りに｣



山｢ストーカーってはっきり言ったらどうですか？！｣



その言葉も今では遠くに聞こえる



山｢ちょっとぉぉぉぉぉぉっ！？｣



俺は走って屯所を出た






待っててねお妙さぁぁぁーーーーんっ！！！！



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近｢あぁ、今日もお妙さんは美しいんだろう…｣



俺はお妙さんに心底惚れている



け…け、けっ、けつこんしたいくらいに！！！！



何をしたらお妙さんは



俺を好きになってくれるのか…



そんなことを考え歩いてた時




近･？｢｢う"ぉ"っ！？！？｣｣





ﾄﾞﾝｯ!!




物凄い勢いで誰かとぶつかった



いや、見えた限りぶつかってきたの方が正しいのか



見ると、目の前には可愛い女の子が倒れている



まさかっ！！俺を狙って？！



抱きつこう的なあれか？！



いや！俺にはお妙さんという



心に決めた結婚相手が！



いや…それどころじゃない



俺は何ともないが目の前に倒れている女の子は



今にも目を閉じてしまいそう



…大丈夫かっ？！




？｢う"っ、クソが…僕、一生の不覚……｣ﾊﾟﾀｯ…




あれ、なんか今変な言葉が聞こえたような



てゆうか、ﾊﾟﾀｯて……





近｢え"っ？！今クソって言った？！お、お嬢ちゃあぁぁぁぁんんっ！？｣





可愛い顔してなんて事言うんだ！



もしかしたら幻聴かも知れないとも思ったが



今はそれどころじゃない！！



目を閉じてしまいそうじゃなくて



ホントに閉じてしまったァァァァァ！！！！




近｢お、お嬢ちゃんっ！？しっかりして！？死んでないよね！？｣




とにかく治療を！！



そう思った時には



既にお嬢ちゃんを担いで屯所へ走っていた

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