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Aside



あ、港が見えてきた



A「あともー少しですねぇ」


土「はぁ…港でよかったんだよな?」


A「はいー、ありがとうございます」


沖「ほんとに思ってんのか」


A「やだなぁ、心の底からですよ」


土「お前が言うと胡散臭ェんだよ」



ひどいなぁ…



沖「…何でィあらァ」



ん?


お巡りさん達の目線の先をたどると



A「わ、もう来てるよ」



既に辰馬の船がついていた


辰馬はいいけど…


他のみんなに迷惑かけるのはすごい悪いね



A「ここでいいです、ありがとうございました」



土「ちょ、待てっ!お前…あれは、」



ん?



A「あー…快臨丸?」



沖「快臨丸…?」


A「そ。あの船には、もう手遅れな馬鹿が乗ってるんですよ。その馬鹿に惹かれて、また馬鹿が集まって…結果、馬鹿達が集まった馬鹿船ですかね。」


土・沖「はぁ…?」



沖「待ち合わせって…」



A「あの船に乗ってる馬鹿船長です」



沖「どんだけ顔が広いんでィ。…逃げんのか」



A「僕にはやらなきゃいけない事がある。」



何でそんな顔するかなぁ


それに、逃げるって…失礼極まりない



A「僕は逃げないよー。またここに帰ってくる」



土・沖「……、」



A「ありがとうございました」



私は皆が待つ船へと足を進める



沖「ぜってェ戻ってこい!!」



後ろから、そう叫ぶ声が聞こえた



A「あははっ、本当に面白い人だボソッ」



私は振り返り



A「行ってきます!」



笑顔でそう叫んだ


そして、背を向け


振り返ることなく船へと向かう


快臨丸…その船の入口が開く



A「…大仕事と行きますか」



高まる感情を胸に


快臨丸に足を踏み入れた



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



沖「あの顔は反則でィ…(ボソッ」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




?「遅い。」



A「わわっ、ごめんごめん……お怒り?」



?「当たり前じゃ!!」



A「久しぶりの再会なのにぃー…機嫌直してよ陸奥」



陸「はぁ…Aが遅いから、あの馬鹿が大騒ぎじゃった。事故にあったんじゃなかか、誘拐されたんじゃなかか、腹を空かせて野垂れ死にしてるんじゃなかか……言えばきりがない」







陸「異常すぎる心配性の再発じゃ。面倒だとは思うが…行動には気をつけてくれ…」



A「あー、うん…」




…先が思いやられる

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桜丸 - 続きが待ち遠しいです!!! (2022年2月23日 13時) (レス) @page32 id: 1ff5fd8ffb (このIDを非表示/違反報告)
- 続き楽しみです!更新頑張ってください! (2020年8月22日 12時) (レス) id: 90dba368f2 (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2020年8月14日 17時) (レス) id: e324714dd9 (このIDを非表示/違反報告)
アリス・シーリス(プロフ) - 続きも頑張って下さい! (2018年8月27日 23時) (レス) id: 0c909b4984 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いえいえ(o^∀^o) (2018年7月9日 23時) (レス) id: e9b51ed374 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましゅ | 作成日時:2017年4月8日 21時

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