消えた友は夜の華に ~男花魁~【銀魂】

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Aside



そっと顔を上げる


すると｢おぉ…っ！｣と声が上がる


思ってたより人数がいたな



氷｢男ばっかりじゃねぇか…｣ﾎﾞｿｯ


A｢客に聞こえるだろ｣ﾎﾞｿｯ



そう言って見えないように氷雨の足を踏む



？｢へぇ…この人達男なんだ｣


？｢別嬪さんだねぇ〜…想像以上だ｣



そう言って手招きされ


氷雨とわっちは離れて座る



？｢男吉原にこんな別嬪さんがいるとは、おじさんビックリだよ｣


？｢男なのに女みたいに細いね、弱そう^^｣



なんて声をかけられ


ただ、にこにこ笑って失礼な事を言う男に


少しイラッとした


それから、


名乗らなきゃ分からねぇよな、


ある男がそう言って


一人一人名乗っていった



神｢俺は神威、ここ男吉原を買いに来たんだ^^｣


阿｢悪いねぇ…団長一度いうと聞かねぇから。このスットコドッコイ｣



そして氷雨の方に居る客も名乗っていく



来｢来島また子ッス…こ、こんな所初めてで緊張するっス///｣


河｢拙者は、河上万斉でござる。しかし…本当に男か疑う美しさでごさるな。｣


武｢武市変平太です。いやぁ、お二人共お綺麗ですねぇ｣



そして最後の一人に目を向ける



A｢……あちきの顔に何かついていんすか？｣



男はわっちを見て動かなかった



？｢……A、｣



A｢…え、？｣



なんでわっちの名を


するとその男はわっちに近寄り


いきなり



ｶﾞｼｯ



A｢いっ……何するでありんすか｣



両手首を片手で捕み


顎に手を添え上を向かされた




？｢探したぞ……A｣




何故そんな目でわっちをみる


怒ったような、悲しそうな


でも…あたたかい、優しい目で

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