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銀時side



ご立派な遊郭に入り男に案内されついて行く



銀「…いやいやいやいや、いいの俺こんなとこ来ちゃってェ?!」



"花籠の間"そう言われた場所は


広く綺麗な、これまた立派すぎる座敷だった




新「…僕達場違い過ぎませんか銀さん」



銀「ば、バカヤローおまえっ…客は神様って言うだろ!?どんな奴でもキラキラ輝く神様だよ、ば、場違いだなんてんな事ォ;」



神「銀ちゃんは貧乏神アル」



銀「んだとこのガキィ!?誰のおかげで食っていけてると思ってんだァ?!」



日「にしても遅いね…やっぱり、駄目だったかねぇ」


駄目?


神「駄目って何がアルか?」


日「…花魁は客を選べるのさ。気に入らなかったらいくらでもふることが出来る、それがどれだけ偉い人だろうと。吉原には、殿様も大名も関係ない。従うのは吉原のルールだけさ」


新「ってことは、僕達はふられたって事ですか?」


月「そうかもしれんな、」



その時



男「天華太夫、氷雨太夫がおいでになりました」



そんな声が聞こえ、日輪は嬉しそうに笑う


スッ…


戸が開くとそこには


櫛や簪を刺し、綺麗な着物に身を包んだ


二人の花魁がいた



氷「お待たせ致しんした、氷雨でありんす」


A「天華でありんす」



聞こえたその声は


男とは思えない程、


鈴のように


透き通った綺麗な声だった

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ましゅ(プロフ) - 晋陽さん» 絵にふれてくれてありがとうございます(泣) 嬉しいです! 頑張ります´`* (2017年3月30日 20時) (レス) id: 306c2b1b2f (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - ピーヤさん» ありがとうございます!頑張ります´`* (2017年3月30日 20時) (レス) id: 306c2b1b2f (このIDを非表示/違反報告)
晋陽 - 作者さんのちびキャラは可愛いですね!羨ましいかぎりです!更新がんばってください! (2017年3月30日 19時) (レス) id: 698e01f38a (このIDを非表示/違反報告)
ピーヤ - このお話とってもはまりました!(* ̄∇ ̄*)更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2017年3月30日 18時) (レス) id: 4ae51749d7 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 碧さん» 嬉しいです手が震えます!ありがとうございますっ頑張ります´`* (2017年3月30日 12時) (レス) id: 306c2b1b2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましゅ | 作成日時:2017年3月25日 22時

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