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Aside



高「何してやがる」



高杉様…



神「邪魔しないでよ」



男はなおも内腿を撫でる手を止めない




高「ガキ、そいつから離れろ」


神「やだなぁ…そんな怖い顔しないでヨ^^」



瞬間、顔が近づいてきたかと思えば


見せつけるかのように深くキスをされた



高杉様の前で…っ、



高「聞こえなかったか」



そんな怒り混じりの低い声が聞こえた


かと思ったら、刀の刃が目の前に



神「うぉっ、と」



男に向けられたものだったらしく


男は避け、わっちから離れた


すると突然、他の匂いに包まれた



高「大丈夫か?」



…だめだ、気持ち悪ぃ


あの男、


わっちの二日酔いを悪化させやがって




高「…おい、」


A「う"っ…気持ち悪ぃ、」



高・神「「は??」」



神「そう言えば…天華太夫俺達の前で酒飲んでないのに、少し酒の味がした」



そんな会話が聞こえる


…と、高杉様のわっちの肩を抱く力が強くなった



高「…二日酔いか?」



氷雨に介抱させるか、



A「う"っ…申し訳ありんせん、氷雨を呼んでいただけんすか?」



こうなった原因は氷雨にもある


責任をとれあの馬鹿っ…




高「…おいガキ、氷雨太夫呼んでこい」


神「え、俺が?」



男は不服そうな顔をしながらも


部屋から出ていった



高「無理してたのか」


A「いえ…う"っ、」


高「はぁ…どんだけ飲んだんだァ?」


A「う"ぅ"っ…丸二日、飲み続けんした…う"っ、」


高「丸二日?!…どんだけ飲んでんだ」



高杉様…その優しさがわっちには辛い


重なる…どうしてもあの時のあの少年、


記憶の中の大切な人と


でもなぜ…貴方もそんな顔をする



A「んっ、ふぅ……はぁっ、」



キスをして



A「…んっ、」



首筋に噛み付くようにまたキスをして


どうして



A「はぁっ、なに…してっ!」



愛おしそうな目をしてわっちを見る


どうして


大切なものを扱うように優しくわっちに触れる


どうして


伝わってくる熱がこんなにも熱い


高杉様は


わったをたしかめるように


強く抱き締め


乱れる呼吸も気にせず


あの男と氷雨が来るまで


何度も、何度も


深くキスをした

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ましゅ(プロフ) - 晋陽さん» 絵にふれてくれてありがとうございます(泣) 嬉しいです! 頑張ります´`* (2017年3月30日 20時) (レス) id: 306c2b1b2f (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - ピーヤさん» ありがとうございます!頑張ります´`* (2017年3月30日 20時) (レス) id: 306c2b1b2f (このIDを非表示/違反報告)
晋陽 - 作者さんのちびキャラは可愛いですね!羨ましいかぎりです!更新がんばってください! (2017年3月30日 19時) (レス) id: 698e01f38a (このIDを非表示/違反報告)
ピーヤ - このお話とってもはまりました!(* ̄∇ ̄*)更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2017年3月30日 18時) (レス) id: 4ae51749d7 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 碧さん» 嬉しいです手が震えます!ありがとうございますっ頑張ります´`* (2017年3月30日 12時) (レス) id: 306c2b1b2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ましゅ | 作成日時:2017年3月25日 22時

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