検索窓
今日:43 hit、昨日:7 hit、合計:671,381 hit

3 ページ3

Aside



A「いつまで笑っている氷雨」


さっきからずっと腹を抱えて笑ってるこの男


氷「いや、お前は高嶺の花なんだよっ…ブフッ、あははっ!気失うくらいならくるなっての…ククッ」


客を馬鹿にしてるな


氷「あ、俺今日客とらねぇから天華、お前もな」


A「……は?」



いきなり何を言ってるんだ



氷「いやぁ、久しぶりに二人で飲もうやっ」



氷雨はそう言って笑う



A「はぁ…わかった、」



伝えてくる、そう言いに行こうと


立ち上がろうとしたら



氷「あ、もう俺が言っておいたから」



さも当然のように



A「……お前はまた勝手な事ばかりしおって!!」



つい蹴りを入れてしまった


そして氷雨は部屋の赤い格子から外を見た


…またその顔だ


氷雨はよく遠くを見つめ、悲しそうな顔をする



氷「天華、お前はここに来る前の事を覚えているか?」


A「またその質問か…何度答えれば気が済むんだ。」


わっちは決まってこう言う



A「とうの昔に忘れたわ」



そう言うと氷雨は


氷「あぁ、そうだったな」


いつもそう言って笑顔に戻る


氷雨にあんな顔は似合わん


笑っている方が氷雨らしい



A「ほら、飲むんだろ。」


氷「よし、今日もぶっ倒れるまで飲むぞー!」


あぁ…また宣言しおったわ


まぁ、いつもの事だが


お互い酒が強くなかなか酔わないためか


飲む量が尋常じゃない


いつ酔うかもわからない


ただ…酔うことが少ないからか


酔ったことにすら気づかない


だから飲みつづけてしまい



A「また吐くなよ」



気持ち悪くなる事をわかっていながらも



氷「あー、大丈夫。二日酔い上等」


A「こっちは上等じゃないんだ」



二日酔いになってしまう



いや…二日で治まった試しが無い

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (309 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
618人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ましゅ(プロフ) - 晋陽さん» 絵にふれてくれてありがとうございます(泣) 嬉しいです! 頑張ります´`* (2017年3月30日 20時) (レス) id: 306c2b1b2f (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - ピーヤさん» ありがとうございます!頑張ります´`* (2017年3月30日 20時) (レス) id: 306c2b1b2f (このIDを非表示/違反報告)
晋陽 - 作者さんのちびキャラは可愛いですね!羨ましいかぎりです!更新がんばってください! (2017年3月30日 19時) (レス) id: 698e01f38a (このIDを非表示/違反報告)
ピーヤ - このお話とってもはまりました!(* ̄∇ ̄*)更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2017年3月30日 18時) (レス) id: 4ae51749d7 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 碧さん» 嬉しいです手が震えます!ありがとうございますっ頑張ります´`* (2017年3月30日 12時) (レス) id: 306c2b1b2f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ましゅ | 作成日時:2017年3月25日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。