八十六話目 ページ42
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Kra「……。」
腕を組み、考える。
…どうして、“アイツら”がいたのだろうか。
Aちゃんが良い物を作れた、そう言っていたから学校の展覧会へ行ってみた所。
俺が置いてきてしまった、大切なアイツらが、そこにいた。
学校で、アイツらは不審者扱いになっていたようだった。
俺はアイツらをただ黙って見守ることしか出来なかった。
だって、今皆と合流してしまえば。
Aちゃんとの出会いがゼロになってしまう。
Aちゃんは、恐らく俺たちが失ってしまった彼女だろう。
関わりを持って確信――とはまではいかないが、殆ど合っていると思う。
彼女――
だから周りから好かれる。
…しかし、それが悪さにも出ていた。
周りから好かれるということは、その逆もまた然り。
それ故に虐めも起こった。
それを、俺達が守っていたんだ。
けれど、彼女は死んでしまった。
ｼﾞ/殺に見せかけた、事故で。
俺は一番、彼女のことが好きみたいだったらしく直に追いかけｼﾞ/殺した。
だから、この世界で俺だけ合流出来ていない。
…話を戻して。
一応、彼らを見つけることは出来たけれど。如何しようか。
いや、会うしかないのか。
――“死神くん”、“トラゾーさん”、“クロノアさん”。
もうじき会えるだろうから、少し待っていてくれ。
Aちゃんとは、それで離れ離れになってしまうことも普通に予測できる。
でも、それは覚悟の上でのこと。
死神くんとトラゾーさんと、クロノアさん。
彼らと過ごした時間は宛にならない。
…だから。
次世にまた、Aちゃんと一緒に過ごせることを願うよ。
またね。
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※フラグを立てなければならなくなりましたので、/を付けました。
※また、ｼﾞ/殺を一切、推奨している訳ではありません。
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亜莉須(プロフ) - みるくプリンさん» みるくプリンさん！沢山あるのに本当に有難う御座います！読ませて頂きます！ (2020年8月4日 20時) (
レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしてしまい申し訳ありません！【続編】イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい！と言う作品に書かせて頂きました。見て頂けたら嬉しいです。それと右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年8月4日 20時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須(プロフ) - クラウィンさん» コメント有難う御座います…！これからも日々、更新に努めて参ります！ (2020年5月6日 20時) (レス) id: 9b8c47a982 (このIDを非表示/違反報告)
クラウィン(プロフ) - 貴方様の紡ぐお話が好きです…！オチが誰なのかwkwkです！更新頑張ってください…！ (2020年5月6日 19時) (レス) id: 6503b3063e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜莉須 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/arisu2wrwr3/
作成日時：2020年3月30日 16時
