あの時の約束 ☆月島 ページ9
私は身長が高い。
私の身長は175cmもある。
小さい頃から無駄に身長が高くてコンプレックスだった。
でも、小さい頃に幼馴染が言ってくれた。
「僕が君より大きくなるから。そうしたら・・・。」
そう言って指切りをして約束した。
君は約束を守ってくれたね。
隣の背の高い幼馴染をこそっと覗く。
月「ん、なに?僕の顔に何かついてる?」
あ「ううん。ほんと背、高いね。」
月島蛍。私の幼馴染で、彼氏。
あの時の約束の続きはこうだ。
「そうしたら、僕の恋人になってね。」
中学の時、成長期か彼は急に身長が伸び始めた。
そうしてあっという間に私の身長を追い越した。
月「A、約束だよ。僕の恋人になって。」
私は小さい頃から蛍のことが好きだったから断る理由はなかった。
あ「・・・は、はいっ!蛍、だ、大好き!」
背の高い自分が嫌いだったけど、蛍のおかげで今は背の高い自分を好きになれた。
月「何ニヤニヤしてこっち見てんの。」
あ「えっ。ニヤけてる?」
月「・・・・・」
チュッ
あ「・・・」
ボッ///
月「あんまり見ないでよ。抑えられないでしょ。」
あ「はい・・・///」
少し意地悪な顔をして、彼はそう言った。
月「ていうか、なんで見てたの?」
あ「えっと、昔のこと思い出してて。」
私はあの時の約束のことを蛍に話した。
月「今更、なんで?」
あ「背の高い蛍を見てたらなんか思い出したの。」
不意に蛍は身長伸びたなーって思っていたら昔のことを思い出した。
あ「なんだか、今更だけど。蛍、あの時の約束を覚えていて、守ってくれてありがとう。」
そう言って私は蛍の頬にキスをした。
月「・・・別に。あの約束守れなきゃ、Aと付き合えないし。」
照れながら彼はそう言った。
あ「でも、蛍が身長伸びなかったのしても、私はそんな蛍も好きよ。」
月「好きな子より低いのはありえない。はぁ、身長伸びてよかった。」
結論的に。
私はどんな蛍でも好きなのだ。
身長なんて、結局どうでもいい。
あ「蛍、大好き。」
そう言うと彼は顔を背けた。
少し見えた耳が赤くなっていたことは
見なかったことにしようと思った。
どうして、 ☆月島→←これ以上・・・。 ☆及川〜バ火神さんリク〜
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シャボン(プロフ) - キュンキュンが止まりません!!赤葦君と木兎さんのもっと読みたいです!!待ってます! (2015年7月8日 7時) (レス) id: 9f5ddcd9d5 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - 亜さん» リクエストのお応えに遅くなりすみません! 勝手に決めましたが、縁下君の小説を書いてみました♪よければ読んでくださいね!ありがとうございました!! (2014年12月21日 12時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん(プロフ) - ありがとうございます(*´ω`*)めっちゃきゅんきゅんしました!敬語じゃなくても赤葦くんっぽくて最高でした♪(/ω\*)今後も頑張ってください! (2014年12月20日 20時) (レス) id: 4c6c222e88 (このIDを非表示/違反報告)
赤薔薇(プロフ) - いっちゃんさん» リクエスト、ありがとうございました。 赤葦君、いいですよね♪(笑) 敬語じゃない彼を見たことがないので上手くかけてるか分かりませんが、是非読んでみてくださいね!これからもよろしくお願いします!! (2014年12月20日 11時) (レス) id: 7f8095192a (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 赤薔薇さん» ありがとうございます!キュンキュンしっぱなしです(笑)岩ちゃんかっこいい! (2014年12月19日 22時) (レス) id: 36992300fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤薔薇 | 作成日時:2014年7月22日 17時