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ゆるの髪を乾かした後、リビングにお兄ちゃんがやって来た。
ギョッとした顔で私とゆるを交互に見るお兄ちゃんにゆるは可愛らしく、私にしたのと同じような挨拶をした。
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私と奈子とお兄ちゃんは早く食べろと催促されるまでほぼ固まった状態だった。
違和感、困惑、不安、そんな感情だろうかもわからないけれど、何かが私達に覆い被さっていたことは確かだった。
当然のようにママとパパの間に着席するゆる。
容姿が私達に似ていることもあって自然と馴染んでしまっているが、やはり恐怖を感じる。
反対に彼女はママが上機嫌で作ったホットケーキを幸せそうに、コロコロと表情を変えて楽しそうに食べていた。
パパもめっちゃはしゃいでいるし。
お分かり頂けた通り、一日して立花家の雰囲気は大きく変わっていた。
その原因は紛れもなくゆる。
この子は本当に妹なのか、どこから来たのか、今まで何をしていたのか
流石に待てない私は早く知りたくて両親に声をかけると、
“あっ！”と何か思い出したようにママは席を立つ。
ママ「ゆるの服とか諸々、買いに行かないといけないわね!」
“支度しなくちゃ〜！”と慌てて部屋へ行くママとパパとゆる。
嘘でしょママ、、、
閑話休題。
振り向くとソファに座る、いつにもなく真剣な表情のお兄ちゃん
祐樹「彩、昨日あったことは黒木から聞いた。
『本当だよ。私も未だに信じられない。』
奈子「食べる姿まで私にそっくりだった。」
確かにそっくりだ。
顔も声も、髪の色もしぐさまでも、怖いくらいに
祐樹「それで、全知っていうのはマジなのか?」
昨日の数時間だけでも、全知に近い才能を見せられた。
でも、
『ドライヤーも電子レンジも冷蔵庫もスマホも、初めて見るような目だった。』
今までいた環境が関係してくるのだろうか。
何れにしろ、妹だよと言われて証拠もないままはいそうですかと言えるはずがない。
祐樹「ゆるには何かある」
ゆる「そんなに身構えなくても大丈夫だよ」
お出かけ服に身を包んだゆるがお兄ちゃんの背後から顔を覗かせていた。
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レン(プロフ) - あいすさん» 本当ですね…何故でしょう。教えてくれてありがとうございます！ (2021年4月25日 7時) (
レス) id: 6501380a5e (このIDを非表示/違反報告)
あいす - うちの勘違いだったら申し訳ないです…。 (2021年4月24日 22時) (レス) id: 39e42ad41f (このIDを非表示/違反報告)
あいす - css…微妙についてないような？ソース誤字ってるかもです（馴れ馴れしくてごめんなさい） (2021年4月24日 22時) (レス) id: 39e42ad41f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆる | 作成日時：2021年4月24日 19時
