1話 無くした記憶 ページ3
「痛い...」
強い頭痛がした
「どうしたの?大丈夫??」
千里が言った
「大丈夫!ちょっと頭が痛かっただけ」
頭痛がした瞬間
一瞬記憶が戻った気がした
これは何年か前の中学生の頃の話
小学校の頃は特別仲のいい友達はいなかったため
遠くの中学校に入学することにした
最初の隣の席の人は龍虎滝くんだった
滝くんはとても優しくフレンドリーな人だ
しかも学年で1番イケメン
Aは滝にひかれていった
コミュ力も高くて可愛いAはクラスの中でも人気だった
文化祭の日
龍虎に告白され、めでたく付き合う事になった
学校でも人気だった2人は学校でもう有名なカップルになった
誰もが羨ましくなるほどだ
2人は幸せなはずだった
この事件が起きるまでは
8月8日家族で旅行に行った帰り道の事
車で帰っていると前から動物が急に現れた
Aの母は避けきれずガードレールに突っ込んでしまった
家族全員しんだ
奇跡的にAは一命をとりとめた
たまたま通りかかった人が救急車を呼んでくれたらしい
しかし
記憶を無くしてしまった
今のAはなぜここに居るかも
なぜこんなに自分が傷だらけなのか
分からない
その事ニュースで知った龍虎は信じられず
Aに会いに行った
龍虎が見たのは変わり果てたAの姿だっだ
当然Aは記憶がないため病室に入って話しかけるが看護師に追い出された
その時の龍虎の目には涙に溢れていた
「…A…」
その後滝はAと関わる事を辞め
暴走族となってしまった
龍虎は日本でトップまで駆け上がった
真面目に学校も行かず仲間とバイクで駆け回る毎日
Aは記憶を無くしてから性格が変わってしまった
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作者名:aris | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aris11271
作成日時:2021年2月9日 16時