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[Aside]
藤「うわ〜〜〜〜!!懐かし!!」
朝ご飯のお片付けをしてると、スマホを見ながら急に騒ぎ出した太輔。
パタパタパタ
藤「ねえ!A!!懐かしくない!?」
キッチンに駆け寄ってきた太輔は私に何やらゲーム機?のような画像を見せてきたけど、
頭の中はハテナでいっぱいの私。
藤「え??」
「何これ??」
藤「え、Aファミコン知らないの、、、?」
「見たことあったけど、やったことない…かな?
これファミコンっていうの???太輔昔やってたの???」
藤「えぇ………」
分かりやすいくらい肩をガクンと落としてショボンとしてソファに戻っていっちゃうから
手を止めてすぐ太輔の側に。
「えっと……ごめんね??」
藤「ちょっと年齢違うだけでこれかよぉぉぉ………」
「えっと…そんなに歳変わらないよ…???」
藤「ジェネレーションギャップってやつかこれ。」
「……私がやってなかったから知らないだけかもよ????」
藤「いや、絶対違う……」
ええ、どうしましょう。
このショボ輔さん。
「ええっと……」
藤「………オジサンって思ったでしょ?」
「思ってない思ってない!
太輔のこと1回もおじさんなんて思ったことない!!」
ん?てか気にするとこそこなの?(笑)
藤「ならいいけど」
「……キッチン戻っていい?」
藤「……どうぞ?」
キッチンに戻り食器を洗っていると
スマホを片手にキッチンに来て
私に体重をかけて寄りかかってきた(笑)
「太輔重い〜」
藤「……」
「怒ってるの〜?」
藤「……」
拗ねてるみたいです(笑)
「も〜(笑)」
手を止めて振り返ると太輔もこっちを向いたので
ほっぺを両手で挟んで潰してみた。
藤「なにすんのさ」
「拗ねちゃやーよ?」
藤「すねてないし」
「太ちゃんは子供みたいでちゅね〜〜♪」
藤「なっ!」
「フフフっ」
藤「ムゥゥ」
---チュッ
「どんな太輔も大好きだから安心して?///」
藤「A〜〜〜♡」
---ギュ〜〜〜
「くるしいくるしい(笑)」
藤「苦しいのは嫌い?」
「さぁ?どうかな?(笑)」
藤「もっと苦しくしてやる〜〜〜(笑)」
「ぅぅぅぅ(笑)」
子供みたいに拗ねちゃう太輔も
かっこいい太輔も
ぜーんぶ大好きよ???
fin*
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作者名:ありぴろ* | 作成日時:2019年7月17日 10時