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[太輔side]





これは寝る前のお話。





「ねえねえたいすけぇ〜〜」



藤「ん〜?」





腕の上で俺を見上げるAの目は相当眠いのか既にとろんとしてて。





「今日なんのひかしってる…?」





眠いのに喋ろうとするからちょっと舌っ足らずな所も可愛くて。




藤「たわしの日」



「ええ……そうなの?」



藤「あれ、そうだけど。違うの?(笑)」



「ふふふ ちがうよ〜」



藤「じゃあ今日は何の日ですか〜」



「今日はねえ、1年の折り返しのひだって〜」



藤「ほ〜〜
じゃあ今年もあと半分しかないのか〜」



「そうだよ〜
なんか実感わかないよね〜」



藤「そうだね〜」



「ふふ 今年はもう半分も一緒にいれたんだね〜」





そういいながら俺の胸に顔をグリグリしてくるA。





藤「甘えんぼだね?」



「ダメ?」



藤「もっとどうぞ」



「ンフフ じゃあちゅーして?」



藤「チューしてほしいの?」



「うん、してえ」



藤「えーどうしようかな〜〜」



「ンゥ……いじわる」



藤「ンフフ こっち向いて?」






俺を見上げる顔はちょっとぶーたれてて(笑)






藤「怒っちゃやーよ」





((チュッ))








「……もっかい」



藤「そっか〜
足りなかったか〜」



「ん」







((チュッ))







藤「はいもう1回」






違いますよね。分かってますよ。
Aがしてほしいのは
こんな可愛いキスじゃないってことくらい。








「…たいのバカ」



藤「ん?ちゅーしたよ?」



「違うもん」



藤「違うの?」



「わかってるくせに」



藤「いいの?止まらなくなるよ?」



「誰も止めてなんて言ってない…//」



藤「フフッ
じゃあ遠慮なく♪」





残り半分もずーっとイチャイチャしようね〜〜♪






fin*

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作者名:ありぴろ* | 作成日時:2019年7月17日 10時

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