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[太輔side]
これは寝る前の話。
今日から名古屋に前乗りしているメンバーもいるけど、
Aと少しでも一緒にいたくて
明日の朝行くことにした。
藤「A、日曜日何時に来るんだっけ?」
「えっと6時くらいだった気がするな……」
藤「本当に夜行バスで来るの??
毎回バスだけど新幹線で来ればいいのに。
ねえお金なら……
「いいの!!!
昔からこうなんだもん!!!節約節約!」
藤「ン〜〜〜」
「それに1人じゃないし!」
名古屋には渉の彼女のあみちゃんと一緒に来てくれるみたい。
前にメンバーとその彼女たちてご飯行った時に仲良くなったみたい。
藤「わかったよ。ケド無理すんなよ?あとは、バス乗る前に電話すること。約束。」
「うん。わかった!ありがとね?」
チケットだって言ってくれれば行きたい所用意するし、
交通費だって俺が出すって言ってるのに
その為に付き合ってるわけじゃないから って出させてくれないんだなぁ〜〜〜
「太輔、指輪」
藤「どれがいい?」
これは地方公演に行く時に毎回やってること。
2人でお風呂に入ること。
指輪をAに渡しておくこと。
まだ一緒に住み始めた頃に
地方から帰ってきたらAが俺の洋服掴みながら寝てたのを見て
口では言わないけどやっぱり寂しがってるんだなって思って
いつもつけてる指輪を俺の代わりに置いていってる。
それだけじゃ足りないみたいだから香水も(笑)
タオルに吹きかけて掴んで寝てるんだって〜
見たいよねその映像。絶対可愛い。
「じゃあ今日はコレ!
あ、お弁当冷蔵庫に入れてあるから朝かお昼に食べて??」
藤「まじ〜〜〜?? やった〜〜〜 ありがと!!」
「太輔も指輪ありがとう。
土曜日は行けないけど、ケガしないで頑張ってね?」
藤「仕事なんだから仕方ないよ。来てくれるだけで嬉しいよ。
A見つけたら何しようかな〜〜〜」
「手振ってよ(笑)」
藤「え〜〜〜〜 それじゃあファンの子と一緒じゃ〜〜ん」
「ライブは一緒でいいんだよ(笑)」
藤「え〜〜〜
Aを信じ、Aを愛し、Aに尽くす。
今日出来てた?俺」
「何キュウニ……//」
藤「今日は親切の日なんだって。だから信じて愛して尽くすの。どう?」
「いつもデショ……//」
藤「フフッ
ねえA? 今から愛して尽くしていい?」
「……(コクン)//」
俺の匂い1番近くで感じてみて?
fin*
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作者名:ありぴろ* | 作成日時:2019年6月9日 0時