偽り結婚２ 【Ryousuke.Y】

偽り結婚２『２１』 ページ23

僕はわかった 。
もうこれ以上は生きれられないこと

だから手紙に残す

僕が死んでから大貴には2人に渡してもらう






侑李
｢… 手が思うように動かない …｣



なぜか手は震え文字がぐちゃぐちゃだ
… どんだけ僕は臆病なんだろう





大貴
｢俺が書こうか ？｣

侑李
｢うんん 、僕が書く｣




自分の想いを伝えないと 。
大きく深呼吸をして書いた





.









前の日に大貴に書いた手紙を
隠しながら 。






.






.




その夜僕の容態は急変した 。
酸素のマスクみたいなのをされ身体には
沢山の管 。

… 僕今カッコわるいよね






大貴
｢知念 … ？ 知念 …｣



心配そうに見つめてくる大貴 。
… なんで大貴が泣きそうなんだよ


僕の方が泣きたいよ 。





侑李
｢… だい 、 じょう … ぶ｣



酸素マスクをつけてるせいか
自分の容態がすごく悪いからなのか
分からないが発した言葉が途切れ途切れになっていた





侑李
｢… っ ！！｣



急に頭をハンマーで叩かれるような
激痛が走った 。

… 僕死んじゃうのかな …





.

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