ネクタイを緩めたら。【センラ】

センラ11 ページ11

「本当に覚えてないんですか？！」




セ「俺藤崎さんと乾杯した後、
何杯かビール飲んで…そっから記憶ないねん」






じゃあ床ドンも着替えのことも…






「あ、その後めっちゃド派手にこけてましたよ」






セ「え？！知らん…恥ずかしっ！」






ピコン♪






セ「ん？どっちや？」


「多分私です。」




やっと開放してくれた体を起こし、




ベッド脇のミニテーブルに置いてある





スマホを開くと




まーしぃからメッセージが来ていた。







まーしぃ昨日、大丈夫だった?




とのことだったから、



私は



Aはい!大丈夫でしたよ!



と返信したところを






折原さんが後ろから覗き込んで来た。






セ「誰と連絡してるん？…まーしぃ？！」






まーしぃってあのまーしぃやんな…





とかなんとかブツブツ言ってる。




そうだ、記憶ないからまーしぃと会ったことも




覚えてないんだった




「昨日途中まで
折原さんの介抱手伝ってくれたんです。」





セ「まじかー…！そんなん後で何言われるか…」





「自分のせいですからね？お酒はほどほどに！」




セ「反省します…」



セ「でも俺の事は折原さんなのに
まーしぃはまーしぃって呼ばれてるし
いつの間に連絡先なんて交換してるん？」




いや、反省してなーい！！



「わかりましたから…交換ですね…」



またもふるふるで交換した。



セ「あとセンラ。」




「センラ…さん」





セ「んー…まぁええか。」




センラさんは交換したての連絡先を見つめている




センラさん、ほっぺ緩んでますよ。



・・・・・・・・




着替えてすぐにセンラさんは帰っていった。






セ「このお詫びはいつか必ず…」






と言い残して行ったから






やっぱなんか奢ってもらお←

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