ネクタイを緩めたら。【センラ】

センラ7 ページ7

「大丈夫ですか？！折原さん！」




志「wwwww」





まーしぃは助けるどころか爆笑している。





手を貸して立たせると





セ「えー？俺こけてました？」




だめだこりゃ、




「あ、まーしぃ折原さんのお家知ってます？」



志「知ってるけど…もう終電無いで？」




「え…？」




終電くらい計算しておいてよ！！！






志「俺ん家近いから預かろうか？」






「お願いしても…」





志「しまった…今日家ダメやった…」






「え…」






志「今日兄貴と兄貴の彼女居んねん。」





頭をぽりぽりかきながら




申し訳なさそうな顔をした。






「どうしよう…」





うち…一人暮らしだから大丈夫だけど…




世間的にはどうなんだ？




仕方ない、連れてくか…




今は世間とか気にしてる場合じゃない。←





着替えは私の大きめのものを貸せばいい。




明日は仕事無いし。




「折原さん、うち行きますよ」


セ「はいよ〜」



志「ほんま悪いな…
なんかあったら困るから連絡先交換しとこか。」




ふるふるで連絡先を交換し、






まーしぃと別れた。





さて、フラフラしてて危ないから



私は折原さんの手を握り、






リードするように先を歩いた。







普通男の人がリードするんだからね？







今度何か奢ってもらお。






すると




セ「Aちゃん、手繋ぐ時はこうやろ？」






まるで小さい子に注意するように、







手を恋人つなぎに組み替えた。

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