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SideA
そう言うと少し怒ったような顔をした大ちゃん。
A「大ちゃん?どうしたの?」
大貴「……俺の前で、昔好きだった男の話すんなよ」
A「あ……。ごめん……」
大貴「そんな話されると、妬くだろ……」
A「え……」
大貴「ほら行こ」
ねぇ、大ちゃん。今のってどういう意味?
そのまま解釈しちゃってもいいの?
A「ね、ねぇ!だ、大ちゃん!」
大貴「なに?」
A「今のって……どういうこと……?」
大貴「…………」
A「言ってくれなきゃ、分かんないよ」
大貴「………………ハァ。
Aってホント鈍感だよね」
A「え?」
大貴「ねぇ、山田たちと初めて
お店に行った日のこと覚えてる?」
A「うん。覚えてるよ」
大貴「あの日、実は圭人に頼んであえて行ったんだ」
A「なんで?」
大貴「………………
.
.
Aちゃんに……会いたかったから……」
えっ……。
大貴「俺、初めてお店に行った日に
たまたまAちゃんがいて。
最初はただ可愛いなくらいにしか思ってなくて。
でも、だんだん好きになっていって……。
だから圭人にお願いしてついてきてもらったんだ。
まぁ、伊野ちゃんたちに会ったのは予想外だったけど」
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山田桃花(プロフ) - 日菜さん» そんな風に言っていただいて本当に嬉しいです!しかも、私の作品を読んでくださって本当にありがとうございます!!私もこれからも日菜さんを応援します!! (2018年8月9日 12時) (レス) id: 2a0f40ccdd (このIDを非表示/違反報告)
日菜(プロフ) - こんにちは。作品拝見させていただきました。メロンパンと言ったら有岡くんですよね。何となくわかります。桃花さんしか書けない一つの作品とても面白かったです。これからも応援してます (2018年8月9日 12時) (レス) id: 0741ac26d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田桃花 | 作成日時:2018年3月31日 17時