【安室透】帝丹高校の高嶺の花に恋をした。２【赤井秀一】

花が五十四輪。 ページ13

Aside

ピッ

沖矢｢じゃあ、行きましょうか。｣

ふふっ笑笑

A｢えぇ。｣

声変わったわね。

沖矢｢じゃあ、車乗ってください。｣

ガチャ

A｢ありがとう。｣


沖矢｢今日の夕飯は何がいいですか？｣


A｢そうねぇ…沖矢さんの得意料理は？｣


沖矢｢そうですねぇ…カレーとかどうです？｣

カレーか…最近食べてないわね。

A｢じゃあ、そうしましょう。
少し寝るわ。着いたら起こしてくれる？｣


沖矢｢分かりました、おやすみなさい。｣


A｢えぇ、おやすみ……｣


沖矢(赤井)side

全く、無防備だな。

俺だって男なんだぞ？


少しは意識して欲しいものだ……


A｢んぅ…しゅ、う………｣

……今、俺の名前呼んだか？

ピッ

赤井｢どうした？｣


A｢いき、てて…よかっ…た………｣

っ！

A、泣いてる……

お、ちょうど信号赤になったな。

赤井｢そんなに俺のこと思ってくれてたのか……？｣


心配かけさせてたんだな……

悪かったな、A。


これからは、そばにいてやれるから。

いや、そばにいるから。



世界中の誰よりもお前のことを



赤井｢愛してる……((チュッ｣


A……

〜〜〜〜〜〜〜〜

Aside

沖矢｢Aさん！着きましたよ！｣


A｢んっ……あぁ。ありがとうございます。｣

爆睡してたなぁ……

ん？

A｢沖矢さん、ちょっと顔赤いですよ？｣


沖矢｢いやっ…大丈夫です……/////｣

ん？

まぁ、いいか……

バタン

A｢何から買うんですか？｣


沖矢｢そうですね…野菜から行きましょうか。｣


A｢はい。｣

えっと……

じゃがいもと、にんじんと……

沖矢｢あと、ほうれん草も入れましょうか。｣


A｢お、いいですね。｣

あとはー……

沖矢｢なんか、こうして買い物してると夫婦みたいじゃないですか？｣

可愛いこと言ってくれるわね。

A｢確かにそうですね笑｣


秀と夫婦かー…いいかも笑


────────

沖矢｢ふぅ…これで以上ですかね。｣

おぉ。

A｢はい、じゃあお会計ですか？｣


沖矢｢そうですね。｣


店員｢○○円になります。｣


沖矢｢はい。｣


A｢あ、なんかすみません…払ってもらっちゃって……｣


沖矢｢当然ですよ？男ですし。｣


A｢ありがとうございます……｣

優しいな、秀は。

店員｢ありがとうございましたー！｣

さて、帰りますか。

バタン

沖矢｢どうぞ？｣


A｢((ペコッ｣

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