王様 と 王子様

０１０ ページ11

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玄樹「だだいまー。騒ぎあったみたいだけど平気？？」





岩橋が戻ってきて

妙な冷たい雰囲気に

違和感を感じる





玄樹「なに、仲間割れ？」




廉「玄樹は、どうする？」




玄樹「え、なにが？」




廉「紫耀の彼女の怜依さん。南のチームの森田の彼女だったんだよ」




玄樹「え！嘘！やばくない？」




勇太「そんで玄樹は、紫耀が彼女と別れるべきか俺らが戦うべきか」




優太「どっちだと思う？」




玄樹「うーん…でも好きになったもんはしょうがないでしょ。喧嘩ふっかけられたらどうせ戦うんだし」



玄樹「放置しとけば？」




「それじゃね。玄樹の言ってることが一番正しい」




廉「もうええわ」



廉「紫耀、自分の蒔いた種や。自分で片付けろよ」




紫耀「わかってる。廉たちのことは巻き込まん」




優太「そういや、カイは？」




玄樹「まだ終わってないよ。もうすぐだと思うけど」




「…」

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