＊仲良しでも気まずい瞬間ってあるよね ページ36
＊
京介「でりゃぁぁぁぁっ！！！！」
俺が蹴りあげたボールは空気を裂く音とともに
岩の谷間をぬって、やがて一番大きな岩にぶつかると音を立てて跳ね返った。
京介「ふうっ、」
白竜「昔のお前は尖ったナイフのように！！京介「早えよ！！！！」
背後からいきなり現れて叫び始めたのは他の誰でもない白竜。こんな馬鹿なことするのなんてコイツか凛美星くらいだ。
京介「ほんとに変わってないんだな。強すぎるところも.....馬鹿なところも」
「おいいまバカって言ったな！！言ったよな！！！！
聞こえたぞ！！！！」
そう崖の上で叫ぶ白竜はあんな風だが、間違いなく俺達をことごとく力でねじ伏せた。そして俺はアイツらに勝たないといけない。
二人の間に緊張が走った。
「何の用だ。.....白竜。」
「昔のお前は尖ったナイフのように鋭い男だった」
「だからなんだよ。」
やっぱりそれが言いたいだけじゃないのかこいつは。
そう思いながら聞いていれば咳払いをして続けた。
「そんなお前が俺達を裏切って弱い奴らと仲良しこよしか。そんな事では今の俺や凛美星には勝てんぞ。たくあん畑を枯らされたお前には.....な。
明日が楽しみだ。」
「白竜っ、俺はっ！！」
白竜は、俺が止めるまもなく姿を消した。
裏切った、お前達にはそう思われても仕方ないのかもしれない。だが俺は......
「たくあん畑にどんな力があるんだよ。」
俺の声は湿った地面に消えていった。
＊
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こころ(プロフ) - ありがとうシリーズと君と出会えたシリーズ両方です (2021年2月4日 11時) (
レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - こころさん» 一気読みというか単語が嬉しくてニヤニヤしてしまいます( ありがとうございます！一気読みして頂いたのはありがとうシリーズの方でしょうか？ (2021年2月4日 8時) (レス) id: bcf2fef704 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白くてついつい一気読みしてしまいました 続き楽しみにしてます頑張ってください (2021年2月3日 21時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴神(プロフ) - りんごさん» 今更のお返事で申し訳ないです(汗 ありがとうございます！本当にコメントが嬉しい限りです、、！不定期更新ですがよろしくお願いしますっ！ (2021年1月31日 23時) (レス) id: 3dd3dd55bf (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 今更のコメントになりますが、続編おめでとうございます！すっごく好きなのでこれからも更新頑張ってください！ (2020年10月2日 20時) (レス) id: 438772aa02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴神 | 作成日時：2020年8月16日 18時
