マシュマロ10個 ページ11
帰り道、三橋くんが伊藤くんに肩を貸しながら歩く。
「Aちゃん。そう易々とハグとかしちゃダメだよ？」
「う、うん。」
「余計なこと言うなよ伊藤くん〜！俺にはいっぱいしていいからねAちゃん♡」
「お前がいちばんダメだわ」
軽く言い争いをしていると、ツッパリ？さん達が来た。どうやら三橋くん達を倒したいらしい。
三橋くんはまだしも、伊藤くんに至ってはボロボロなのに...
どうしようと悩んでいると、聞いたことのある凛とした声が聞こえた。
「理子ちゃん...！」
「A！？」
理子ちゃんは私を見てびっくりした顔をしたあと、直ぐにツッパリさん達を倒していった。
それを見て三橋くんたちはポカンとしていた。
「君達が転校生の子達ね。私は5組！」
「3組です...。」
理子ちゃんは2人に軽く自己紹介したあと、少し怒ったように目を吊り上げて私を見る。
「A！なんで、こんなボロボロになってるの！」
「えへ、色々ありまして...」
少し呆れた顔をしながら、手当するよ。と私の手を引っ張った。
後ろを振り向き三橋くんと伊藤くんに手を振る。二人ともあほ面になったまま手を振り返してくれた。
ーーーーーーーーーーーー
「理子ちゃんありがとう」
「友達だもの、当たり前でしょ！ご飯はこんなので申し訳ないけど...」
「お父さんが作った料理をこんなのって…」
「大丈夫ですよパパさん！」
あの後理子ちゃんの家に上がらせてもらい、手当てをしてくれた上に晩御飯もごちそうになっていた。
パパさんオムライスを作ってくれたらしいけど、私からしたらケチャップライスの上に生卵をのせただけではオムライスではない気がする...。
「Aは可愛いんだから！気をつけてよね？マシュマロあげるとか言われたからって、ついて行っちゃダメよ？」
「流石にそれは.....しないよ...？」
「ほんとに〜？」
理子ちゃんはおりゃおりゃ！と私をくすぐってくる。負けじと私も理子ちゃんをくすぐる。
「若いっていいなぁ...うん、いいんだけどね？私の作ったオムライス食べてくれない？全然箸進んでないけれども！！ねぇ！？」
「あ、すいません...」
「あ、いや、そんな！真剣に謝られるとね！理子の目が怖いから！やめて！？頭！頭下げないで！」
パパさんのおかげで結構賑やかな食卓になりました。
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葉紅(プロフ) - もう更新しないんでしょうか？すごく面白いので続きが見たいです。更新楽しみにして待っています！ (2020年9月23日 22時) (
レス) id: 915a610475 (このIDを非表示/違反報告)
もっち - こるくるるさん» マシュマロ好きなので嬉しいです笑 ぜひ握手させてもらいます笑 (2018年11月25日 10時) (レス) id: 8c64e56018 (このIDを非表示/違反報告)
こるくるる(プロフ) - もっちさん» マシュマロの柔らかさの手です！握手してあげてください(笑) (2018年11月25日 7時) (レス) id: 1d812b25b2 (このIDを非表示/違反報告)
もっち - 夢主ちゃんが可愛いです…握手したくなりました(( (2018年11月25日 1時) (レス) id: 7c156f0b25 (このIDを非表示/違反報告)
こるくるる(プロフ) - ま ゆ 。さん» 夢主ちゃん可愛いですよね！（親バカ）マシュマロ系夢主ちゃんもっと好きなってくださいね！ (2018年11月24日 9時) (レス) id: 1d812b25b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こるくるる | 作成日時：2018年11月23日 15時
