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「てめェ………！！卑怯だぞ！！」
『卑怯？そんなつもりはなかったんだけどな………じゃあ、こうしよう』
私は剣を鞘に納め、その場に置く。これで私は武器を持たない無防備な状態だ。
『さあ、どうぞ？』
「………なんの真似だ」
『キミらの相手は
「なめやがって………！！」
『悪いねェ。これ以上の譲歩はできないの。私の手持ちは
私の言葉を聞き、怒りで我を忘れる海賊たち。事実なんだから、どうしようもないのにね。
「死ね、女ァ！！」
振り下ろされる剣を軽く避け、それぞれに蹴りをお見舞いする。
体勢が崩れたところに素早く手刀を喰らわせれば、さっきの2人の後を追うように気絶した。
『………あと1人』
「おい、お前！」
2人の海賊を地に沈めた後、声が聞こえる方向に目を向ける。私の視界には逃げ遅れた人を人質にしている海賊の姿が見えた。
「いいか、そこから1歩でも動いてみろ。コイツの命はねェぞ！！」
『………』
「おい、聞こえてんのか！？動くなって_____」
『殺せば？』
制止の声を無視し、少しずつ近づく私の言葉に拍子抜けする海賊。
別にそこまで驚く必要ないと思うけどね。そもそも、本当に私がキミらの言うことを聞くと思ってたのかな？
もしそうだとしたら、かなりおめでたい頭だよ。
『殺せばいいじゃん。その人が死のうが私には関係ないし』
「あ？てめェ、さっきガキどもを助けたじゃねェか。コイツは見捨てんのか？」
『勘違いしてるとこ悪いんだけど、私は人助けのためにやったわけじゃない。ヒマつぶしにキミらと遊ぶのも悪くないと思ってやった。それだけ』
「っ………クソ！！」
歩みを止める気配のない私にしびれを切らしたのか、海賊は人質を突き飛ばして向かってくる。
どうせ、そんなことだろうとは思ってたよ。人質を殺したところで、あっちが有利になることは決してない………むしろ逆効果だ。
「がはっ………」
他の海賊たちと同様に蹴りを入れると相手はそのまま地面に倒れ込み、その後動かなくなった。
『………はい、おしまい』
意気消沈して地面にのびてる海賊たちを見回し、一息つく。
なんとも呆気ない戦いだったけど仕方ない。始めからコイツらにそんなに期待してなかったしね。
海賊は海賊でも、あまり名の知れた海賊ではなかったってことでしょ。
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うさこ - 続き楽しみです (11月2日 4時) (
レス) @page29 id: acedfd8679 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？出来れば、トラファルガーローオチでお願いします🥺続き待ってます。頑張って下さいね。 (8月20日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - もう、書いていただけないのでしょうかぁ… (2023年5月1日 19時) (レス) @page29 id: d3adcc0fb3 (このIDを非表示/違反報告)
*Noah*(プロフ) - ついに夢主を認識しましたか！キャプテンがこの後どうするのか、夢主ちゃんとどうなるのかすごく気になります！大変だとは思いますが、頑張ってください。応援してます！！ (2023年1月17日 17時) (レス) @page28 id: aaa7af5a28 (このIDを非表示/違反報告)
りりあさん。 - あ“あ”あ“あ”あ“続きまってますううう！！！！！！！ (2022年11月15日 21時) (レス) @page25 id: 60176f6c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チャシャ猫 | 作成日時：2021年8月23日 0時
