8話 ページ10
ローブを着たまま待てば、まずはリズらしきレプラコーンとシリカらしきケット・シーがやってきた。続いて見知らぬケット・シー、クラインらしき私と同種のサラマンダー。エギルらしきノームがやってきた。
「？そいつは誰だ？キリト」
「あぁ、こいつは俺の知り合いでこっちを最近始めたからみんなに紹介しようと思って呼んだんだ。ロッビアと言うんだ。」
「ロッビアって！！あのロッビアかよ！おい！！」
相変わらずクラインはうるさい･･･。アスナが違うよと言えば私にシリカとリズが詰め寄ってきた。
「あんたどっかで会ったことある？」
「うーーん･･･似てるんですよねー」
フード深くかぶり直し気のせいじゃないと素っ気なく返す。
「っにしても･･･ARで戦うフロアボスも本家同様の攻撃パターンとはいえ･･･生身で動きまくったから体バッキバキだぜ･･･」
そう言いながら肩を回すクライン。前だったらここでただの運動不足だろー？？と笑ってたが今はそうもいかない。
そしてキリトが口を開いた。
「俺とアスナは一回戦ってるから･･･周りは集団戦未経験者が多かったみたいで･･･大苦戦だったんだけど」
「盛大にずっこけてたくせに･･･」
と呟けばアスナがこちらに苦笑いを向けて
「キリトくんもバテバテだったからねー♪」
とからかうような口調で言う。事実だが本人はすねたような顔を向けてAR戦闘になれてなかっただけだと言い訳を始める。そんな所も変わってないようで安心した。本当？というような顔をアスナに向けられたらバツが悪そうに顔を逸らし、話題を変える。
さも思い出したかのように。
「あ、でもあのユナって子が応援に来てくれててさ「「えっ！？」」･･･。」
声を上げて立ち上がった見ない顔のシルフと、身を乗り出したシリカと思われるケット・シー。
「お兄ちゃんユナとボス戦したの！？」
ここでの仲間をお兄ちゃんと呼ぶとは思えないから恐らくガチの兄妹･･･？
「ほんとですか！？」
息を荒らげながら駆け寄ってきた2人はキリトの両肩をそれぞれ持ち
「「お兄ちゃん！！！/キリトさん！！！」」
揺らし始めた。哀れ。
そして同じ場所にいたクライン･･･。余韻に浸るかのように目を閉じて
「ライブ見れてよかったぜぇ･･･俺ゆなちゃんのライブチケット応募しそびれちゃってよォ･･･」
と肩を落としながら言った。
そこでエギルが思い出したかのように話始めれば全員の目がそちらに向けられる。
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全自動駄作製作機(プロフ) - 、さん» 忘れてました！ありがとうございます！ (2018年9月2日 22時) (
レス) id: 4725498c9f (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう違反行為です。ルールをちゃんと守りましょう (2018年8月22日 19時) (レス) id: f26f3adf4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｄｅａｒ. Ｍｕｓｉｃ『＠』. 別アカ：全自動駄作製作機 | 作成日時：2018年8月22日 18時
