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次の試合もあるので、私たちは控え室に戻る。
「ねぇ宿儺、そろそろ降ろしてくれない？一人で歩けるよ」
「断る。安静にしてろ」
選手以外通らない廊下だから良いが、誰かに見られたら気まずいぞ。
というか、あんな大勢の前で私を抱えたことすら恥ずかしいのに。
控え室に着くと、宿儺は私に水を手渡す。
「本当にもう大丈夫なのか」
「え？なに、凄い心配性じゃん。はは、本当に大丈夫だよ」
「そうか」
「私生徒の観客席に戻るね」
「送る」
一回なにかあると、すぐ過保護になるんだから。
全くもう。
でも、それだけ私が危なかったしいってことだよね。
迷惑かけてんなぁ私。
「今度また宿儺のお願いなんか聞いてあげるね」
「その言葉、忘れるなよ」
……やばい約束しちゃったかな
二回戦。
私の相手は常闇さんである。
騎馬戦では仲間だったが、今やライバル。
彼の個性のダークシャドウって殴れるの？
モンスターらしいし、殴れるのか？
まぁ、いざとなったら本人殴ればいっか。
試合開始の合図。
昼ごはんが出ちゃったらごめんね。
常闇さんを思いっきり殴った。
なんともあっさりとした勝ち方である。
……さて、リカバリーガールのところに行くか。
「失礼します」
「あ、椿ちゃん……」
デクくんがベッドから起き上がっている。
なんとか動けるようにはなったみたいだ。
試合に遅れる可能性があったから来れなかったが、やはり先に来た方が良かったか。
リカバリーガールの治療のせいで疲れているように見える。
「治すよ」
「だ…「今回は頼らないとか無しだから」！」
「友達として、こんな状態…ほっとけないから」
「……ありがとう」
反転術式で治す。
先に治されてしまった右手の歪さはどうにもならないか。
「東雲少女は色んなことが出来るんだね」
「……オールマイト？」
「え！？椿ちゃん！？え？！」
デクくんが凄い驚いている。
この姿はみんなには秘密だもんな。
「大丈夫だよ。君とオールマイトの関係までは知らないから」
「！」
とりあえず、安心はさせておこう。
だが、なんとなく察してるよという空気は漂わせておく。
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夜椿 - 本当に犬○叉っぽく感じてきちゃった！おもしろいです！ (3月14日 7時) (
レス) @page13 id: d279ec966d (このIDを非表示/違反報告)
ハノン(プロフ) - 素敵な作品です、、、！！これから夢主ちゃんがどんなふうに成長するのか楽しみです。 (3月8日 19時) (レス) @page47 id: 1f618da4ab (このIDを非表示/違反報告)
妃夏(プロフ) - MR サナリアさん» 皆様に同じ返しになってしまうのでコメント返しは控えていたのですが、一応返させていただきますね。誤字だとは思ってましたが、わざわざ訂正ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しい限りです。これからもよろしくお願いします…！ (2月29日 21時) (レス) id: f1fc2f5254 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - 今見たけど…髪小説じゃなくて神小説です。 (2月29日 21時) (レス) @page20 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - あぁ。ただの天才が髪小説を書いているだけだ。←褒めてます。 (2月28日 16時) (レス) @page15 id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妃夏 x他1人 | 作成日時：2024年2月25日 12時
