ロシアの妖精と歌姫様 (ページ3)

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第二滑走ページ3

ー次の日ー

なんで、どうしてこうなった...

ー二時間前ー

ミラ｢あー！ケータイ忘れて来ちゃった!!｣

｢え?!どうする？戻る？｣

ミラ｢んー、A先行っててよ！取りに行ってくるから!!｣

｢分かった!!
あっ！誰もいなかったら滑ってもいい??｣

ミラ｢いーよー!!｣

ーーーーー

で、滑ってたよ？てゆうかスケートなんて久しぶりすぎて立ってるのがやっとだったけど...

なんでユーリ・プリセツキーがいるの?!いつからいた?!さっきコケたの見られた?!

ユーリ｢おい下手くそ。｣

うぐっ...
やっぱり見られてた。最悪だー!!

｢な、なによ。ミラならまだ来ないよ。ケータイ忘れたから取りに行ったよ。邪魔なら帰るよ。｣

私は何を言っているー??!え、何も聞かれてないことも答えちゃったよ!!1人でベラベラ喋っちゃったじゃん！

ユーリ｢は？誰もンなこときーてねーよ。｣

ですよねー。自分でも分かってますよー。

ユーリ｢さっきの歌なんて歌なんだよ。｣

はい...？歌ですと??

｢私歌なんて歌ってた??｣

ユーリ｢はー?!自覚なしかよ!!｣

｢しょうがないでしょ!!無意識に歌っちゃうんだよ!!｣

てゆうかこいつ、本当に年下?!すっっごい意気なんだけど!!

てゆうか練習しなくでいいのか？

ユーリ｢俺も滑るからどけ。｣

((ｲﾗｯ

｢あー、はいはい。どきますとも。すみませんね練習の邪魔して！｣

ミラには悪いけど今日は帰ろう。ここにいたらイライラしてくる。

ユーリ｢おい、こっち来い。｣

｢は？何でよ。帰るんですけど。｣

さっきどけとか言ったくせに。

ユーリ｢滑り方教えてやるからこっち来い下手くそ。｣

ムッかー。さっきから下手くそ下手くそって...

｢そりゃ私は下手くそですけどもそんなにハッキリ下手くそって言わなくてもいいじゃない!!｣

あー、行ってやりますよ。そんでもって2度と下手くそなんて言わせないっ...て！

ユーリ｢おまっ！何やってんだよ！｣

｢し、しぬかとおもった...｣

まさか2度と下手くそなんて言わせないって心の中で誓った瞬間に転けるなんて...

てか!!ユーリ・プリセツキーに私抱きついてんだけど!!こいつも私の腰に手回してるし!!助けてくれただけなんだろうけども!!死ぬ！恥ずか死ぬ!!

ユーリ｢おい、何やってんだよ。｣

｢は、はぁ?!なんもしてないし！｣

男になれてない私にとってこの状況はだめだ!!てか、こいつのファンに殺される!!ファンいるか知らないけど!!

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文字数の関係で次行きます。