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宿舎につくなり皆が歓迎の言葉をかけてくれて本当にびっくりした。
大切な家族
そう言ってもらえたことが本当に嬉しくて、この人達になら心を開けるかもと、そう思った。
『あのっ、これからよろしくお願いします!』
精一杯の誠意を込めた一言だった。
新しい家族。
僕の新しいヒョン達へこの思いがどうか届きますようにと願った。
SH「そんなにかしこまんないでいいよ。それに呼び方も自由でいいから。」
XM「そうだよ!そうだっ、マンネ!緊張をほぐすためにもここらで愛嬌の一つでも披露しますか?ww」
この人達って優しいんだか、強引なんだかわかんないな…
愛嬌だなんて…
初めてあった人たちにどうしろって言うんだよー…
『愛嬌ですか…?』
“うん!”そう言うと沢山の視線が僕に集中するのが分かる。
『絶対にやらなきゃダメ?』
とっさに出たため口。
EXO「(かっ、可愛過ぎる…!!)」
このおバカなヒョン達。
ずっと他人行儀で敬語ばかり使っていたジン君のとっさのため口と言うギャップにやられてしまったよう。
困った顔をしながら助けを求めるジンはまるで小動物。
いかなる害からも彼を守ってあげなくては。
そうその場にいたすべての人がそう思ったにちがいない。
CY「ジン、可愛いー!もう既に今のが愛嬌だよねww萌えるっ」
BK「確かに可愛かったけど、お前が言うとなんか変態っぽくてヤダー」
SE「そうでとぅよー。チャニョリヒョン、ジンに近づいたら僕怒りまとぅからね!」
CY「ちょっと待てって!なんか俺だけ扱い酷くね?なー、ジン」
なんか愛嬌やんなくっていいかんじかな?
話がどんどんずれていって今ではただチャニョリヒョンを皆がいじっているだけだ。
なんだか面白い。
『はっはっ、チャニョリヒョンいじめられてるー』
EXO「(…笑った!)」
『あっ!ごめんなさい…。なんか図々しかったですよね…』
CY「そっ、そんなことない!」
BK「おっ、おー!。敬語はやめて、お互い気楽にしようぜ」
なんだか吃りながら話すヒョン達が無性に面白くってまた笑みが溢れた。
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作者名:あり | 作成日時:2015年7月21日 22時