第４０歩 ページ40
センラside
「Aちゃん、もう顔赤いよ〜？大丈夫？」
A「はいー全然大丈夫です」
2杯のんだだけで酔っ払っちゃうなんてほんとお酒弱くて可愛いけど心配になる
でもチャンス
「Aちゃんってさー、さかたとつきあってんの？」
A「えー？付き合ってないですよー」
「ほんまに？じゃあ俺と付き合う〜？」
A「それはだめですー！！わたしはさかたんのことがだいすきです！」
「でも俺の方が面白いし、かっこいいで！」
A「さかたんに会いたい〜……zzZ」
「Aちゃん？？」
机に伏せて寝てしまった
そんなさかたさかたって、俺の方がぜったい、、
A「さかたんは、かっこいいんですよー！
髪の毛が猫みたいに柔らかくてぎゅーってするとすごくいい匂いがして……etc」
それから寝言みたいにずっと坂田のいいところとか可愛いところとかを熱弁された
すごい好きなんやな
なんか悔し
俺だってAちゃんのこと好きなのに
もう今日は返してあげないって思ってたけど
こんなに坂田すきすき言われたら叶わんわ
タクシーにAちゃんのっけてあげて
俺も帰ることにした
「Aちゃん！気をつけて帰るんだよ！
おうちついたらちゃんと連絡してね」
A「、、センラさんありがとう
、、ございます！、、センラさんといると楽しいですね！！」
「…ありがとう じゃあまたね気をつけて」
ずるいわほんま
Aちゃん俺を選ばないなんてセンスないな
いや俺が女の子見る目ありすぎたのかな
店に戻ると店長さんが話しかけてくれた
居酒屋のおじさん「センラくん。いい男やなあ
俺と結婚するか」
「何言ってるんですか笑笑
気持ち悪いですよ笑笑」
居酒屋のおじさん「気持ち悪いってなんやねん 今日は奢ってやるから 好きなもん頼め」
「店長さん…！！レモンサワーおわかりー涙！」
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作者名：ポチ氏 | 作成日時：2023年3月2日 21時
