第１４歩 ページ14
Aside
香菜「おはよー！たのしみだね！！！」
「まじで感謝してね整番よかった！！」
香菜「まじ？！何番？？」
「57.58！」
香菜「え！やば！Aまじ神すぎ
これなら端の方ならわんちゃん最前取れるんじゃない？！」
2人でめちゃくちゃ念入りに作戦会議をして
結局上手側の最前を狙うことにした
携帯を確認したらさかたんから返信が来てた
しかもLINE送った2分後に返ってきてた
さかたんってほんとまめな人なんだなあ優しい
💭ありがとう！
LIVEがんばってくる！！
よかったら終わったら楽屋きて！
こんな大事なこと見逃してたなんて
とりあえず香菜に話して
今日はこの後すぐ帰らなきゃいけないらしいから
ライブの後1人で残ることになった
なんか関係者になったみたいだな
なんて
でもさかたんとまた話せる！！
夢みたい嬉しい
こんなの楽屋招待2回目みたいじゃない？
楽屋招待なんて100回いっても慣れないと思う
また緊張してきた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Aside
無事上手側の最前もとれて
開演まで香菜とずっと喋ってた
開演までのこの時間周りがみんなそわそわしてて、ぎゅーぎゅーであついけどとても好きな時間
香菜「Aさ、まじでほんとにすごいとおもう」
「もしかしたらわんちゃん付き合えるんじゃない？」
「声大きい！笑笑
それはない」
香菜「いやでもほんとにこんなことってあるんだね！
羨ましいけどほんと嬉しいわ」
「Aのはじめての彼氏がさかたんなんてかんがえただけで泣いちゃう」
恥ずかしながら、わたしはまだ彼氏が出来たことがない
厳密に言えば告白されて高校生の頃少しだけお付き合いをしたことはあるんだけど1ヶ月くらいで別れた
たしかにさかたんが初めての彼氏だったら
…そんな事考えたらバチ当たっちゃいそう
「気が早いしその話はガストとかでしよ！」
香菜「あーーたのしみかっこいいしなんかいろんな感情でさかたんをみちゃうよきゃーでもやっぱかっこいい」
「あと五分だ！たのしみすぎる！」
ライブが始まったらほんと時間があっという間に過ぎていった
しまさかはコンセプトが毎回かっこよくてロック系の曲が多いからすごく好き
さかたんは全くファンサとかしてなくて
というよりなんかいつもより緊張してる気がした
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作者名：ポチ氏 | 作成日時：2023年3月2日 21時
