３０◇ ページ31
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静かににのの鼓動を聞く。
にのは何で抵抗しないんだろう。
いっか、別に。
息を止めても、
ドクドクと早い鼓動が、俺の。
めっちゃ早いけど。
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「にの、今年は異様に時が早く感じる。」
「何で？」
「それは、翔ちゃんと約束した事のせいかな」
「アナタは、本当翔さんが好きですね」
「もう、早くてさ、期限が近くて・・・・、」
「いつなの？」
「今年の夏中」
「もう終わるよ？」
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今年は色々あった。
高校三年間はもっと沢山あった。
俺は後輩が出来ても、後輩から相葉って呼ばれたり、
名前も知らない先輩から告白されたり、
色々あった。
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楽しい事も嬉しい事も見つけ、
苦しい事や辛い事を味わった。
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ドアが開いたまんまだけど、気にしない。
どうせ昼間だ。
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楽しかった思い出があふれ出して、
思いふけっていた。
そんな俺に、
にのを抱きしめたままの俺に、
夏はもうないぞと、言わんばかりに、
冷えた風が、家へ入りこんだ。
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ラッキーアイテム
革ベルト
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宮瀬智和(プロフ) - 翔蘭さん» マジですか・・・。ずっと・・・ですか。嬉しいです。なんか照れちゃいます(笑)続編書いていいんですか！？有難う御座います。翔蘭さん、「とわ」でいいですよ。長くお世話になっていますし。 当分来れないんですか・・・・残念です。また、遊びに来て下さいね。 (2012年12月23日 17時) (
レス) id: fdcc8cee3a (このIDを非表示/違反報告)
翔蘭 - 宮瀬智和さん» いえ、面白いですよ!!!ずっと応援してましたし。あ、続編いいのでしたら書いてほしいです！智和さんこれからも頑張ってください。私は当分来れませんが、ずっと応援します。 (2012年12月19日 20時) (レス) id: c7a711d0ae (このIDを非表示/違反報告)
宮瀬智和(プロフ) - 翔蘭さん» いや、いや。僕の方こそ有難いですよ拙い文才の人の小説読んでもらって。 (2012年12月12日 20時) (レス) id: 68b5990952 (このIDを非表示/違反報告)
翔蘭 - あ、有難うございます！ (2012年12月11日 21時) (レス) id: c7a711d0ae (このIDを非表示/違反報告)
宮瀬亜蓮(プロフ) - 翔蘭さん» ホントにお久しぶりですね。何ヶ月振りでしたっけ？あ、別に気にしないで大丈夫ですよ。 (2012年12月3日 20時) (レス) id: 68b5990952 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宮瀬亜蓮 | 作者ホームページ：ＰＩＫＡ★★ＮＣＨＩ ＤＯＵＢＬＥ
作成日時：2012年10月30日 21時
