優等生はアレが欲しい【名前変換オリジナル】

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毎日毎日、空っぽで退屈な日々
何も無くて何も感じない。


まるで空白のノートにずっと目を向けているみたい
意味の無い、生き甲斐のない毎日






？「斉藤さん！！」




「…ぁ」







やばい…寝てた。



先生「あなた、今寝ていましたね！？！？」



「…すみません」




先生「寝ていたということは、この問題も解けるってことですよね！？じゃあ、この問題を斉藤さんに解いてもらいましょう！！！」



クラスメイト「…クスクス」
クラスメイト「かわいそー…笑」
クラスメイト「…斉藤さん狙われてるね笑」






うるさいな…

毎日毎日退屈だから眠いんだよ



こんな毎日…変わっちゃえばいいのに









――ガタッ！！！！







私はチョークを手に取り、黒板にその問題の答えを書き出した。




――――…ザワザワ…








「…Xはこの条件を使って、この方程式で解いて…
答えは23です。」








先生「……excellent…」


いや、あんた数学の先生でしょうが








クラスメイト「…やば」
クラスメイト「あれ解けるとかバケモンかよ」







私は決してヤバくもバケモンでも無い


ただただ、他にやることがないから勉強できるだけ







私、斉藤玲香は普通の大学1年生


ただ









優等生で友達がいない。





だけ

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