優等生はアレが欲しい【名前変換オリジナル】

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「ど、どうしたのいきなり！航太くん！」



航太「最近飲んでねぇんだ！！あの味が忘れられねぇんだ！」


「だからって急よー！！！/////」






奏斗「おいおい、がっつくなよ航太」


航太「いいじゃねぇか、最近俺の出番少ないんだから！！」








――ガチャ



尚「玲香おかえりー！！」

秀「おかえりなさい」

裕也「おかえり、玲香ちゃん」




「ただいまー！」





イケメンが大量発生って感じね！

クラスの地味な私からは考えられない光景…









航太「とにかく！今日こそお前血を飲むんだからな！」


「だ、だから急すぎて恥ずいんだってー！！！」



尚「今日は俺がー！！」


「尚くんも！？」



秀「ぼ、僕も…」


「秀くんも！？」





ぇぇええええ！？！？！？/////









奏斗「やれやれ…玲香さんすっかり人気者だな」

裕也「ほんとほんと、俺たちなんてまだ出る幕無いみたいだよ」


奏斗「…いいの？玲香さんの事、気に入ってるんじゃないの？」


裕也「それは奏斗くんだって一緒でしょ？」




奏斗「…え」




裕也「気づいてないとでも…思ってた？♡」


奏斗「…うーん」


裕也「まだ怖いんでしょ、牙の効果を知られるのが」


奏斗「…」









航太「よーし！！！今日は全員でトランプ勝負だ！！！1位が飲める！！」

尚「おーー！！！」





「ちょ！勝手に決めないでーー！！」







こんな退屈な日常を一気に変えてくれたのは…

別の世界の人だった。







でもこれは本当は私が望んでいたことなのかもしれない



私が欲しかったもの、求めていたもの





私は…アレが欲しかったんだろう。









いつか、身をもって知ることになる。

君の…牙を効果を





私はずっと欲しかったんだ。









――――――――――――続く

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