優等生はアレが欲しい【名前変換オリジナル】

14 ページ14

――翌日








先生「斉藤さん、あなた彼氏でもできたの？」




「え？」



先生「最近お肌の艶がよろしくてよ！♡あなた表情も前より全然イキイキしてるし！」



「いや、いませんけど…」






もしかして…それもヴァンパイアのおかげだったり？


私はあれからもちょくちょくあの屋敷に通っている。
血を分ける代わりに刺激を貰う

そんな変な契約をしているから

でもそんな変な事でも、私は少しの拠り所にしている









女子「健康診断いや〜！！」
女子「それな〜！採血怖すぎー！」
女子「痛いのって嫌よね〜」





そうだ、この後健康診断だったっけ

採血なんて首から吸われ慣れていたらなんて事ない

慣れているという程でもないけれど…





――――――――




先生「はい、次採血は斉藤さんね」



「はーい」




服を捲って右腕を出す。
アルコールをされた後に採血は始まる。




――ツゥ…



「…っ」





思ったよりも…痛いな…

でも……




なんだろう、この痛みさえも…刺激に感じてしまうのは





私ってやっぱり…変わってる。

変態ってこういう事を言うのかも。

考えたくはないけれど









――――――――――――放課後




「こんにちわー」



尚「おおっ！玲香」


「あれ？尚くんだけ？」



尚「うん、みんなは部屋で寝てるよ〜」



「何かあったの…？」



尚「ううん！ただ徹夜でトランプしてただけ〜笑」







いやいや
なんだそれ笑笑

15→←13

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す