文豪にセクハラしたいんじゃ

猫カフェ ページ33

店「いらっしゃいませ！お一人様でよろしいでしょうか」

？「嗚呼」

店「どのコースに致しますか？」

？「…60分で」

店「かしこまりました、お時間になったらお呼びいたします！」






そう、皆さんもお察しであろう此処は猫カフェ。

たくさんのにゃんこが集まる楽園だ

そんな場所に一人の怖い顔をした男が一人、やってきた

福(今日はシロ居ないのか)


何を隠そう、探偵社社長 福沢さんである！！！

しかし猫を愛でる為に来たのに 一切寄ってこない

猫じゃらしを振ってみても…

来てくれない。


ふう、と溜息をついた時だった


『福沢さんじゃあないですか！珍しいですねぇ猫カフェにいるなんて』

福「！？」

嫌でも聞き慣れてしまった声の方を向くと、猫達に埋もれたAが居た

…少し羨ましい

福「何をしている」

『見ての通り、にゃんこを愛でているんですよ〜…ってあれ？福沢さん、折角此処に来たのに猫と遊ばないんですか？』

福「ぐ、」

痛い所を突かれた。


―――――――…

『なるほど、にゃんこが寄ってこないんですね』

福「…逆に何故そんなに猫に囲まれている」

『動物とは仲良しなんです♡』

福「先程から腕を引っ掻かれているが？」

『友情の証です！！！
まあこの話は置いておいて、福沢さんはどの子と戯れたいんですか？
呼べば多分来てくれますよ』

福「…！それは誠か」

『もちのろん！』

福「…ミケとタマ」

『あー！あの子達可愛いですもんね！

ミケちゃーん タマちゃーんおいで！』

Aが後ろを振り返りそう云うと、トコトコと二匹の猫がこちらに歩いて来るではありませんか！！
可愛い！！！！

福沢さんは自らこちらに来てくれた猫とAの能力に感心しているのかあたりには花が散らばっている
可愛いなちくしょう！！！

『うふふ、このおじさん 顔は怖いかもしれないけど優しい人なんだよ〜
あと体術も優れていて一回背負い投げされたことあるんだけどご褒美だしこの面構えで猫好きとかずるくない？』

福「変な事は教えなくて良い」

そんな事を話していると ミケが福沢さんの手に擦り寄り ナァと鳴いた

…その時の福沢さんの顔といったら！！！！なんて言い表せばいいんでしょう！！！！！

その後Aと福沢さんはこれでもかという位にゃんこを愛でました

店を出る頃には社長の顔はゆるっゆるになっていたそうな

(途中 福沢さんも可愛いにゃんこですと口説いたら拳骨食らった)

中也お誕生日おめでとう可愛すぎて可愛すぎる中也が好きです大好き愛してる→←お花見2

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