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「もっと早くちゃんと話すべきだったよね」
「……でも智、忘れてたんでしょ？」
「ごめん。おれすげぇ舞い上がってて…Aが俺の彼女んなってくれたって。初めてAが受け入れてくれたときに、たぶん全部飛んでった」
……そうだったんだ…
「相葉ちゃんに一回言われて。Aが一週間のこと気にしてるって。そん時気づいたの、Aが合い鍵断ったときのこと」
「……」
「一週間でしょっつったっしょ？あん時意味がよくわかんなくてさ。でもAが嫌そうな顔したような気がして、俺なにしちゃったんだろうって」
「……」
「でね、俺、焦ってどうにかAの心をこっちに向かせなきゃって必死んなってたの」
「え？」
「んー…今思うと勘違い。おれね、Aは一週間の関係にしたいと思ってるんだと思ったんだよね」
「、そんなわけ、」
「んふ、そーだよね。そーなの。相葉ちゃんに言われて慌ててAと松潤探しに行って、俺がAんことずっと好きでいるって言ったら喜んでくれた気がして、やっぱ好きでいてくれてんのかなって」
「、、嬉しかったよ、」
「んふ。あんがと。…やっぱAは俺の彼女だって思ってすげぇ幸せでさ。……けどね、これはAを責めてるとかそんなんじゃなくて、俺がちゃんと話さなかったことが原因だって分かった上で聞いてくれる？」
智の右手が、ふたりの手を包み込む。
「…アクセサリー買うって話したとき、俺の誕生日にお返ししてっつったじゃん？」
「…うん」
「あん時俺が日にち言って、間が空いたのね」
「え……」
「そん時、もしかしたら俺の誕生日まで一緒にいる気ねぇんじゃねえかって思った」
「、そんなわけないっ、あの時は私も一週間しかいられないと思ってたから、そんな先も智と関われるのって驚いて、」
「んふ、だいじょぶ。今はそうだってわーってる。…でもちゃんと話さなかったからこじれちゃったんだよね」
だからちゃんと話す、って優しく微笑んだ。
「昨日も店でどうにか指輪選んでくんねーかなって思ったけど、買いたくなさそうで」
「、買いたくなかったんじゃなくて、」
「ん。わーってる。ん。……おれも頑固なとこあって、これと決めたらこれがいいっつーか…。Aを手放したくなくて、俺だけのもんにしたくて、松潤の受け売りでそれなりの指輪プレゼントしたくて……ごめんね」
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さゆ(プロフ) - こんにちは。とっても素敵なお話をありがとうございました(*´∀｀)何回読んでもぐっときます！妬いてるのも独占欲強いのもかわいい。まっすぐな智くんが素敵すぎです。また、智くんで書いてほしいなぁ。楽しみにしてます。 (2020年3月5日 12時) (
レス) id: b39ec88e32 (このIDを非表示/違反報告)
智恵里(プロフ) - うわぁーん(。´Д⊂)素敵すぎます！！幸せになってくれて良かった！！ (2019年11月18日 20時) (レス) id: 82290003ef (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - さぼてんさん» さぼてんさん、こんにちは！無事完結しました！次のお話もお付き合いいただけると嬉しいです♪ (2019年11月18日 11時) (レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ともさん» ともさん、こんにちは！楽しんでいただけたようでよかったです(*^_^*)コメントありがとうございます！ (2019年11月18日 11時) (レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ていくさん» ていくさん、こんにちは！お話、最後までお付き合いいただき、楽しんでいただけたようでよかったです(*^_^*)ニノのお話読みたいと言ってくれる方がいてよかった(笑)一歩踏み出す勇気が出ました(*^_^*)いつもありがとうございます！ (2019年11月18日 11時) (レス) id: 2a9d2935f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2019年9月7日 0時
