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ナナの言葉に励まされて、今日は楽しむことに集中できてる。
大野センパイと一緒にいられる喜びを、ただただ感じてる。
「…センパイ、」
「ん？」
あたしが作った卵焼きを口いっぱい頬張る大野センパイが、顔を上げた。
「……呼び方、考えて来た」
「っ、ん、、……っ、」
喉に詰まりそうになって胸をとんとんして。
「、大丈夫？」
「、ん、、ごめん、だいじょぶ、……」
これでセンパイって呼ぶことも無くなるのかな、
…それはそれで、ちょっと寂しい気もするな…
「……教えて？」
「、うん」
口頭で呼ぶのはちょっと恥ずかしくて、紙にいくつか書いてきた。
その紙を手渡すと、センパイが目を通す。
「……」
「……、……いいの、あった……？」
「……ん。全部いい」
「え……」
「Aちゃんが俺のこと思って考えてくれたんでしょ？」
「、」
「それなら全部いいに決まってる」
センパイが、へにゃあって目尻を下げた。
甘い時間が、ふたりの中だけに流れてて、なんかもう、こっちも嬉しくてニヤニヤしちゃって。
「…でもいっこ決めんなら、呼んでほしい」
「、」
「全部聞いて、それから決めたい」
「……」
センパイの幸せそうな笑顔に、呼び方変えるって言って、本当によかったって思った。
人それぞれの幸せの形って、こういうことなのかもって。
「……さとっち(笑)」
「ん(笑)」
「……恥ずかしい(笑)」
「…俺も(笑)でも嬉しい」
「ふふ(笑)……さとちゃん」
「んふ(笑)…なーに」
「んふふふ(笑)」
「笑いすぎ」
「センパイ可愛すぎ」
「…またそれ言った」
「ふふ(笑)…智くん」
「ん」
「あれ？反応薄い」
「恥ずかしくなるから反応すんのやめた」
「えっ、あたしだけ恥ずかしいじゃん」
「いーの、Aちゃんは可愛いから」
「なにそれ(笑)」
甘い渦の中に引きずり込まれて、もう出られなくなりそう。
「さとくん？」
「んふ(笑)」
「笑った(笑)」
「ん、次どーぞ」
「(笑)、……じゃあ最後」
「ん」
「……智」
「……ん」
「どれがいい？」
「…ん。やっぱ全部いい」
「贅沢(笑)」
「……でも強いて言うなら……」
*
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うさこ(プロフ) - みかぽさん» みかぽさん、コメントありがとうご ざいます♪まだまだ付き合いたての2人。きゅんな時期が続きます(/ω＼*)頑張りますヽ(*´∀｀)ノ (2018年7月31日 21時) (
レス) id: bf6cb008e1 (このIDを非表示/違反報告)
みかぽ(プロフ) - 更新ありがとうございます！ きゅーーーーんが止まりません！！！ あー、可愛い。センパイ可愛い！可愛いすぎ！ 続きも楽しみにしてます！ (2018年7月31日 20時) (レス) id: 627aaeefd6 (このIDを非表示/違反報告)
やまらい - めっちゃキュンキュンしています！甘酸っぱい青春がもうやばいです！また更新楽しみにしています！ (2017年3月23日 15時) (レス) id: df47784e6f (このIDを非表示/違反報告)
いちこ(プロフ) - 待ってましたーーーー(≧▽≦)更新ありがとうございます！またまたキュンとしました！続き気になってて、本当更新うれしいです！また更新たのしみにしてます (2017年3月11日 9時) (レス) id: 6ffcfd6cc8 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - すっごく面白くてきゅんきゅんしちゃいます！！続き待ってます♪ (2016年10月20日 17時) (レス) id: 207e5fd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2016年7月26日 0時
