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翔「そういえば、足」
A「え！？」
もういいです、足の話はって言おうと思うけど。
あまりにもさっきのイヤラシイ目とはかけ離れてて、素直に黙る。
翔「もういいの」
A「いえ、まだ少し」
翔「痛むの？」
A「…はい」
訳わかんない。
自分のことも訳わかんないけど、黒教師がなんでこんなに優しい口調のかも、全然分かんない。
…あー、私、わかんないことだらけ…
ため息をひとつつくと、黒教師が私の方に寄ってくる。
、なに…、
翔「脚。出せ」
A「、え、」
翔「ん。」
机の下にしまわれた状態の私の脚を指差し、クイクイ、と人差し指を曲げる。
A「、いいです」
翔「はぁ？俺が手当してやったんだろ」
A「そんなの勝手に、」
そこまで言って気づく。
そうだ、この人にはこんなの通用しないんだ。
翔「…素直(笑)」
A「……」
ぶっきらぼうに足を投げ出すと。
あの時みたいに黒教師が跪く。
…やっぱり変だよ、こんなの…
でも、得も言われぬ、満足感。
翔「…あー、まだ少し腫れてんな」
A「でしょうね。だれかさんの応急処置が悪かったせいで」
そっぽを向いて言い放ってみる。
…なに、この感じ、ちょっと楽しい…(笑)
翔「あぁ。だれかさんが鈍くさいせいでね。」
…くそっ、一枚上手かっ！
A「鈍くさいんじゃなくて、風が吹けば倒れちゃう可憐な乙女なので」
翔「はっ(笑)。嘘つけ。スタートですぐ、…」
A「……」
え、なに、
…知ってるの？
私がスタートしてすぐコケたって…
A「…相葉先生ですか」
翔「、まぁ」
A「…」
…相葉先生、ひどい。
私がスタートすぐにコケたこと、黒教師に言うなんて…
…
でも、よく考えてみたら普通聞くよね。
“なんであいつ捻挫したんだ”って。
別に取り立てて不思議な事じゃない。
でも、なんで私に聞かなかったんだろう？
まーその時は気にしてなかったのかもしれないけど。
翔「ピンクのレース」
A「、はい？」
翔「ふっ(笑)」
突然言い放たれたその言葉に、後ずさる。
椅子にローラーが付いてるから、すっと離れることができた。
A「、ちょっ！セクハラ！」
翔「声でけぇ」
両手で耳を押さえて、うんしょってその場にたちあがる。
*
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うさこ(プロフ) - soraaさん» 楽しんでもらえてるようでよかった！セクハラ発言もたまにはやってもらって(笑)してほしいことがどんどん浮かんできて、これもあれも、で困りました(笑)今後はどうなっていくかな(*´▽｀*) (2016年3月9日 21時) (
レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
soraa(プロフ) - うさこさん、翻弄させらてますよ。サラッとセクハラ発言する先生、心臓が持ちません(>_<)もっと翻弄されたいです！すごく楽しいです！足首にキスした、黒教師(*ﾉ▽ﾉ*)もう、どれがほんとの先生でもいいです。 (2016年3月9日 8時) (レス) id: e7c909fbb9 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - soraaさん» soraaさん、こんばんは☆そうです、相葉先生に恋してるんですよー(笑)ドＳがどの程度でドＳなのか…。分からないのでＳくらいで頑張ります(笑) (2016年3月5日 23時) (レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ゆかりさん» ゆかりさん、ありがとうございます！ (2016年3月5日 23時) (レス) id: a6bc99da2c (このIDを非表示/違反報告)
soraa(プロフ) - 黒教師のお姫様抱っこ(≧▽≦)相葉先生に恋してるんでしたね(^^;私は、黒教師にすっかり堕ちているので忘れるとこでしたー。先生のドＳぶり、期待してます(^^)続き楽しみにしています！ (2016年3月5日 11時) (レス) id: e7c909fbb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさこ
| 作成日時：2016年3月1日 21時
