No.9 ページ10
Noside
レ「ユニ……大丈夫だよ。スカルは生きてる。あいつにゴキブリ並みの生命力があるのを知ってるでしょ？それにあいつは死神に愛されなかった男だよ？刺しても斬っても死なないあいつが死ぬはずない、でしょ？」
端から見れば赤ん坊にすがり付き泣く少女を赤ん坊が慰めてる異様な光景だ。
ユ「スカルさんを、スカルさんを助けてくださいっ！わ、私のせいでスカルさんがっ！！」
ユニが懇願するように言う。
レ「スカルは守護者の仕事を全うしただけだからユニのせいじゃない。大丈夫、スカルはちゃんと助けるから……
ってことでマーモン、ユニを頼んだよ。」
レイがある空間を見つめ言葉を放つと空に浮く赤ん坊マーモンが姿を表した。
周りの兵士からはどよめきが聞こえ、驚いているのが見なくてもわかる。
マ「やれやれ、後でちゃんと金を請求するからね。」
その言葉を聞き、レイは笑った。
レ「SSランクの報酬で勘弁してね……さて、とﾘﾎﾞｰﾝたちをここに呼ばなきゃね。」
レイは空に向け、ボーガンを構えた。
レ「大空に咲け氷の花……ショットッ！！」
レイが真っ白な雪の炎を纏わせた矢を放つと空に氷でできた大きな薔薇が出現した。
これはよくレイが使う技のひとつで信号段のようなものだ。目的が達成するまで消えることはない。ﾘﾎﾞｰﾝたちはきっとこれを目印にこちらに向かうだろう。
レ「15分もたてばアルコバレーノ全員そろうはずだよ。他の皆なら、巨人の弱点がすぐにわかるだろうし、スカルみたいにヘボじゃないから大丈夫でしょう。ヴェルデはﾘﾎﾞｰﾝと一緒だしね。
あぁ、それと兵士さん達……」
レイは鋭く睨み付け殺気を放った。
レ「もしユニに、いや、私たちのボスに手出してみなよ……殺すよ？」
恐ろしいほどの殺気に戦場に馴れているはずのﾘｳﾞｧｲを含む兵士達は冷や汗が流れるのを感じた。
それを確認したレイは山吹を呼び寄せた。
レ「行こう、山吹………」
レイをのせた山吹は一度遠吠えをした後、スカルを食った巨人が逃げた方向に走っていった。
今度は誰も止めることがなく、その場に残ったもの達は呆然と狼の姿をおっていた。
ユ「(お願いします。レイさん……)」
ユニはそっと祈るように組んだてを胸に当てた。
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読んでくださったかたありがとうございます！！
できればこれからもよろしくお願いしますm(__)m
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和堂 桜 - あ あ あ あ あ あ あ あ あ！！！！！・・・・お お 俺（一応女)なんかの名前を神作に載せていただけるなんて！あ あ あ ありがとうございます！！・・・・・・・・・・・更新ガンバッテ！ (2015年4月15日 5時) (
レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
闇薔薇(プロフ) - 面白いです頑張ってください (2015年4月14日 22時) (レス) id: b45b6ce6ea (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - 高評価しときましたZe☆ (2015年4月14日 19時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - はじめまして！とーーっても面白かったです！これからも読み続けていきますが、( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ。更新頑張ってください！ (2015年4月14日 19時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吹雪 燐 | 作成日時：2015年4月12日 21時
