No.37 ページ44
ﾘｳﾞｧｲside
幻覚のなかで月日が流れていく……
ﾘｳﾞｧ「イザベル、ファーラン行くぞ。」
今日も二人をつれて地下街に出る。
昔まで当たり前だった毎日……
イ「なぁ、兄貴。」
イザベルが急に立ち止まり俺を呼ぶ。
ﾘｳﾞｧ「なんだ？」
振り返ってイザベルを見る。
イ「どこにも行かねぇよな？」
ﾘｳﾞｧ「…………」
なぜだかその言葉に答えることはできなかった。
ただ心のどこかでこれは偽物だと警告をならし始めていた。
なにか答えようと口を開いたとき空間が歪んでもとの場所に戻っていた。
マ「今日はここまでだよ。」
マーモンの声で我に帰り辺りを見渡すとミカサが膝をついて泣いていた。
黙ってミカサの顔を見ているとミカサは無言のまま涙をぬぐい部屋を出ていった。
マ「これから毎日ここに来なよ。
と言いたいところだけれど、明日は講義だからね。そちらにいくといい。
毎日これじゃあ、心がもたないだろう？」
マーモンはそうとだけ言い残し出ていった。
１人残された俺はクシャリと頭をかいた。
ﾘｳﾞｧ「なんだって言うんだよ、クソッ」
気がつくと頬に温かいものが流れてきた。
あいつらの死を受け入れたと思っていた。
だが、実際はそう言う体を演じていただけだった。
それに気がつかされて、幸せだった情景を見させられて演じていたそれもあっさりと崩れてしまった。
ﾘｳﾞｧ「なんで、こんなに、弱ぇだよ。
俺は……」
涙を流すこの姿を誰かが見ることはないだろう。
今はその事がとてもありがたかった。
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和堂 桜 - あ あ あ あ あ あ あ あ あ！！！！！・・・・お お 俺（一応女)なんかの名前を神作に載せていただけるなんて！あ あ あ ありがとうございます！！・・・・・・・・・・・更新ガンバッテ！ (2015年4月15日 5時) (
レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
闇薔薇(プロフ) - 面白いです頑張ってください (2015年4月14日 22時) (レス) id: b45b6ce6ea (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - 高評価しときましたZe☆ (2015年4月14日 19時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - はじめまして！とーーっても面白かったです！これからも読み続けていきますが、( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ。更新頑張ってください！ (2015年4月14日 19時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吹雪 燐 | 作成日時：2015年4月12日 21時
