No.10 ページ11
レイside
ユニ達のもとから離れて20分ほどたった。ﾘﾎﾞｰﾝたちがユニ達と合流し、調査兵団に保護されたのを情報として受け取った。
レ「よかった……」
調査兵団の方は釘を指しておいたし、もし誰かに手をだそうとすればアルコバレーノ全員にもれなく皆殺しにされるだろうしね。
レ「さてと、あの巨人はやっぱり他の巨人と違うようだね……
俗に言う奇行種か…………くだらないな。」
本当に下らない。何であんなものを……
レ「そんなに人間に復讐したいのかな？それとも、ただの殺人狂？
まあ、どっちにしても君たちは殺させてもらうよ？」
いつの間にか集まっていた20を越える巨人達を前に私は不適に笑っていた。
スカルを食ったのは右から3番目の7メートル級か……うん、スカルはやっぱりまだ生きてるね。
レ「めんどくさいからそこのパシリ食ったやつ以外消えてよ。」
私は手にしろい雪の炎を纏わせ
レ「罪深きものよ、大地の礎となれ。
雪解け……」
そう唱えるとスカルを食った巨人以外はまるで雪が溶けていくように消えていった。
雪の炎の特性のひとつ『消滅』
この世で最も恐ろしいとされる特性だ。
レ「返してね？」
ザシュッ！！
私は躊躇わず巨人の腹をさばきスカルを引きずり出した。
ス「…………ゲホッ！ガハッ！」
スカルが必死で息を吸うのを確認してから再生していく巨人を見つめる。
レ「雪のほのおではないね。ってことはやっぱり晴れの活性の炎か……なぜ？と聞きたいとこだけどわかっちゃったからもういいや。
チャオチャオ♪」
向かってきた巨人のうなじを一撃で斬り落とし私はスカルに向き直った。
レ「死神に愛されなくてよかったね、スカル。手当ては食い千切られたその腕だけでいいのかな？」
私はそっとなくなったスカルの腕に手をおいた。
レ「雪に覆われた大地よ、甦れ。」
するとスカルの腕は綺麗にもとに戻った。
雪の炎の特性のひとつ『再生』
そして
レ「これはユニを守ったおまけ。
雪に耐えしのいだ生命に力を与えよ。」
雪の炎の最後の特性『強化』によりスカルの腕はただでさえ丈夫なのにも関わらずさらに丈夫になった。
すべての作業が終わると同時にスカルが目を冷ました。
レ「お疲れ様パシリ君。今日は活躍したみたいだね♪ユニを守ってくれてありがと。傷は癒しておいたよ。
さあ、皆の所に帰ろう。」
そう言って山吹に跨がりスカルに手を差し出した。
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和堂 桜 - あ あ あ あ あ あ あ あ あ！！！！！・・・・お お 俺（一応女)なんかの名前を神作に載せていただけるなんて！あ あ あ ありがとうございます！！・・・・・・・・・・・更新ガンバッテ！ (2015年4月15日 5時) (
レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
闇薔薇(プロフ) - 面白いです頑張ってください (2015年4月14日 22時) (レス) id: b45b6ce6ea (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - 高評価しときましたZe☆ (2015年4月14日 19時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - はじめまして！とーーっても面白かったです！これからも読み続けていきますが、( ｀・∀・´)ﾉﾖﾛｼｸ。更新頑張ってください！ (2015年4月14日 19時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吹雪 燐 | 作成日時：2015年4月12日 21時
