20 やっと... ページ20
松「私の所為で...
重い枷まで作ってしまった
正直、君達が戦争に出ていると聞いたときは驚きました....
それと同時にどうしていいか.....分からなくなってしまって、
囚われの身で何ができるのかと問われれば、それまでですが...
こんな私のためになぜ人生を棒に振るようなことをしたのかと叱るべきなのか
強くなったと褒めるべきなのか
大切な君達だからこそ、戦場を知っている君だからこそ...無謀なことはしてほしくなかった...」
.
.
銀「...それでも....」
松陽は顔を上げた
銀「...松陽を苦しめることになるって分かってた
....それでも......それでも俺達はあんたを取り返したかった
俺があんたの大切なものを知ってたように
あいつらの大切なものも...知ってたから
...生きてまた、会いたかったから.....」
松「!!!」
.
.
銀時の目からは涙が溢れでていた
銀「...俺は松陽からいろんなこと....教えてもらった
学問も、常識も....人の感情も...
剣の使い方だって...護り方だって...
ほかにも...たくさん教わった
......それなのに....
俺は...おれは......」
銀時は涙を拭ったがそれでも止まらない
耐えきれず松陽は銀時を強く、そして優しく包み込むように抱きしめた
銀「うぅ....め.....さぃ
ごめ..なさい...グスッ...
やくそく...まも..くて..
よわ..て......
...よわくてごめ...なさい
なにも...かえせなかった.....
いっぱい....おし..てもらった..の...に
...いっぱい恩...あったのに...」
松陽からでは銀時の顔は見えない
肩を震わせ嗚咽の声が漏れる
両の手は松陽の袖をしっかりと強く掴んでいた
もう二度と手放さないように
もう二度と失わないように
____________________
作者より
銀さんはきっと松陽先生のことでしか泣かないと思うんですよ!!!
そういうのこの駄文でも伝えられたらなぁと考えております
切実に文才ほしい!
191人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
巻 - 受験お疲れ様です!久しぶりに来たら更新されてて嬉しかったです!続き楽しみに待ってます(o^^o) (2017年2月17日 23時) (レス) id: 5494af3e00 (このIDを非表示/違反報告)
万事屋〇ちゃん(プロフ) - 土方詩織さん» ありがとうございますm(_ _)m頑張ります!! (2017年1月13日 8時) (レス) id: 232bc0c624 (このIDを非表示/違反報告)
土方詩織(プロフ) - 面白いですね!続き楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2017年1月13日 3時) (レス) id: 3b64162a10 (このIDを非表示/違反報告)
万事屋〇ちゃん(プロフ) - 輝夜814さん» ありがとうございます!!!がんばります(*`・ω・´)b (2016年12月29日 21時) (レス) id: 232bc0c624 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜814 - 万事屋〇ちゃんさん» 良かったです!掛け持ちの方も読みました!すごくストライクです!更新がんばってください! (2016年12月29日 21時) (レス) id: 80945802d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:万事屋○ちゃん | 作成日時:2015年4月6日 20時