デスノート-2-

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君はエルのものなんだろ？



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すると俺の肩に手が触れた



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俺は顔を上げると
Aは今までに見た事ないような
顔をしていた


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「エルを殺すの？」



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聞きたかった事はそれだろ？
君の大事なエル



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俺は肩から手を外し
その手首を掴んで引く


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「！？」

K「…さあ？…」



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俺はキラだ
新世界の神になる男


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K「A…君はエルの女なんだろ？」

「…」

K「俺は何でも知ってる」



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「じゃあ私も殺せるの？」


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Aは急に顔を下げて聞く
すると、俺の手に涙が落ちた




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「じゃあお願い！！私を殺していいから！！」


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その瞬間Aの顔は恐ろしいほど変わり
俺に掴みかかってきた

その目には涙が溢れて

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「だからエルだけは！！エルを殺さないで！！」

「私はどうなってもいいの！」


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K「ッ…」


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「あの人はね…あの人はずっと孤独と戦ってるの」

「あの人は…エルは…十分苦しんだの…」



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「エルを殺すなら、私も夜神くんを殺す！」


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K「そんな事出来ないよ」

「何で？！」

K「君みたいに優しい人に！！俺が殺せるの？？」


「…だから…だからたのんでるんじゃない…」

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「出来ないから…出来ないから…頼んでるの」


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すると俺の顔を両手で掴み


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「貴方を愛してるから…出来ないの…」



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その瞬間には俺は目の前のAの唇を奪った



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離れようとするAを何度も引き寄せ
嫌がる彼女に何度もキスをした



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