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〜２３〜 ページ23
「望とは…私のお兄ちゃんの紹介で出会ってん。」
「…え？」
ぽつりぽつりと私は話し始めた。
私の就職が決まってお兄ちゃんに報告したらお祝いしてくれるって言ってくれてお店に行ったらおったんが望やった。
「紹介するな、俺の友達の小瀧望。」
「小瀧望です、よろしくな！」
「実はさ、Aが今度就職する会社にこいつも働いてんねんやん。
やからいろいろ困ったことあったら助けてもらえるなって思って！」
すごくありがたかった。
学生からいきなり社会人になるのってめっちゃ不安やったから。
「いつでも相談してな！」
「ありがとうございます。」
そのときは頼れるお兄ちゃんの友達って印象やった。
それからお兄ちゃんと望と3人でご飯行ったりするのが多くなって、望のいろんな話を聞くようになって。
「さすが流星の妹！ほんま可愛いわぁ。」
そんな言葉にいちいちキュンってするようになって。
気がつけば惹かれてた。
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作者名：いーすとぼーい。 | 作成日時：2016年11月20日 0時
